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無料きもの着付教室|岡山・倉敷・津山・四万十市・高知の着物専門店、紀久屋

紀久屋スタッフブログ

浴衣の着崩れにもう悩まない!一日中キレイに着られるコツとは?
2025年08月22日
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夏の思い出がぎゅっと詰まった8月も、もうすぐ終わり。

花火大会や夏祭り、お友達とのお出かけなど

夏の風物詩にぴったりな浴衣♪



でも、

胸元が開いてきてしまった

歩いていたら帯が落ちてきた

一日中着ているとヨレヨレに.....



「せっかく浴衣を着たのに...」

こんな"着崩れトラブル"を経験した人も多いのではないでしょうか?



最初は完璧に着たはずなのに、数時間後にはすっかり乱れてしまい、

「やっぱり私は浴衣着るのが苦手なのかも」なんて思ってしまった方へ。



実はその着付けのお悩み、ちょっとしたコツと正しい着方を知っているだけで

すぐに改善できるのです!

今回は着崩れない着方のポイントについて、

呉服屋スタッフが解説します(^ ^)

これを読んで、残りの夏も思いっきり楽しみましょう♪



なぜ着崩れてしまうの?浴衣が着崩れる原因とは

浴衣が着崩れないための3つのポイント

もう崩さない!浴衣の正しい着方手順

「それでも不安...」という方は、無料着方レッスンへ!

自分で着られると、もっと楽しい!


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なぜ着崩れてしまうの?浴衣が着崩れてしまう原因とは


そもそも、なぜ綺麗に着たはずの浴衣が着崩れてしまうのでしょうか。

主な原因をご紹介します。


①腰紐や伊達締めの位置がずれている

腰紐が下すぎたり、締め方が緩かったりすると、

浴衣全体がずるずると下がってしまいます。


②帯を強く締めすぎる or 緩すぎる

強く締めすぎると苦しくなってしまい、一日中着ることができなくなる場合があります。

反対に緩すぎると、帯が下がったり結び目がほどけてしまう原因に。


③補正が足りない or していない

ウエストや胸元に段差があると、そこに紐や布が集まるようになり、

シワができたり綺麗に着られない場合があります。

必ず補正用のタオルを使用しましょう。


④着付けの順番や手順が自己流

最近はYouTubeなどで浴衣の着方についての動画もよく目にします。

ですが、それを見ながら自己流でなんとなく着てしまうと、

「衿が綺麗に決まらない」「裾が広がってしまう」

といった仕上がりになってしまいます。


浴衣が着崩れないための3つのポイント


では、実際にどうすれば着崩れしにくくなるのでしょうか。

呉服専門店紀久屋のスタッフが、

初心者さんにも分かりやすく3つのポイントをお伝えします!


①「補正」で体のラインを整える

▶︎ フェイスタオルを1〜2枚胸の下に巻いて腰紐で結んで固定すると

 体の凹凸をなくしてくれます。

 着物用の補正パッドを使うのも◎



着物の着付けをするときに必ず練習するのが補正(ほせい)です。

聞き慣れない言葉で難しそうに感じるかもしれませんが、実はとても簡単です。

浴衣・着物は直線でできているので、着た時も体の上から下まで

まっすぐになればなるほど綺麗な着姿に見えるのです。

なので、着物の時はくびれをなくしてなだらかにするだけで

見た目も美しく、着崩れもしにくくなります。


②「腰紐」を正しい位置でしっかりと結ぶ

▶︎ ウエストの1番細い部分で、指が2本ほど入るくらいの強さで腰紐を結ぶ。



基本的に浴衣を着るときには腰紐は2本使用します。

最初に使う腰紐の位置がとても重要になります。

一本目の腰紐は、ウエストの細い部分にピタッと結ぶのがコツです。

ウエストよりも下の腰骨のあたりで結んでしまうと、

着ている間にウエストの細い部分に腰紐が移動してしまい、

ゆるゆるになったり、裾がずれて着崩れの大きな原因になります。

また、腰紐は緩すぎても強すぎてもNG!

指が2本ほど入るくらいの締め具合が目安です。


③「コーリンベルト」は左右同じ高さに

▶︎ コーリンベルトは胸の下あたりで、左右同じ高さになるようにとめる



浴衣の衿元が崩れる大きな原因が、コーリンベルトをとめる位置にあります。

コーリンベルトは両端がカチッと挟めるようになっており、

左右の衿に挟んで使います。

ですが、左右でとめる高さがちょっとでも違うと、

時間とともに衿が開いてきたり、左右非対称になってしまうのです。



コーリンベルトは胸のすぐ下あたりに、

左右同じ高さになるようとめるのがポイントです。

この一手間で衿元がビシッと決まります。

もう崩さない!浴衣の正しい着方手順


正しい順番とポイントを押さえておくだけで、

着崩れしてしまう確率が格段に下がります。

ざっくりとした着付けの流れはこちら



肌着を着る

タオルと腰紐で補正をする

浴衣を羽織り、裾の長さを調整して腰紐で結ぶ
(くるぶしが見えるくらいまでの丈に)

背中の縫い目を体の中心に合わせる

衿元にコーリンベルトをとめて、
衿を合わせる

伊達締めで胸元が開かないように固定する

帯を締める (高さや締め具合に注意)

帯を体の前で結ぶ

形を整えたら後ろに回して完成!



この手順通りに落ち着いて着るだけで、

自己流よりも断然安定感が変わるのです。


「それでも不安...」という方は、無料着方レッスンへ!


「衿元がいつもうまくいかない」

「動画で練習してもよく分からない」

そんな方にこそ、紀久屋の無料着方レッスンをおすすめします!



浴衣は着物よりも簡単に着られるので、

早い人は一度練習しただけで着られるようになることも多いです。



・参加費無料!浴衣や道具の持ち込みOK
・少人数制ですぐに質問できるから上達が早い
・ベテラン講師が丁寧にサポート


着崩れしにくいコツも実際に教えてもらえるので、

自分で着る力がしっかりと身につきます。

「とりあえず1回だけ参加してみよう」でも大歓迎!

まずはお近くの紀久屋へお気軽にお問い合わせくださいね。

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自分で着られると、もっと楽しい!


浴衣は決して難しいものではありません。

ちょっとした練習と知識があれば、

見た目も着心地も一瞬で美しく変わってしまうのです。

それは和装の面白さでもありますよね。

着崩れしにくくなると安心してお出かけを楽しめますし、

なにより「自分で浴衣が着れた!」という

達成感は格別です(^ ^)



今年の夏も残りあとわずか....

2025年の夏の思い出に、着付けを練習してみませんか?

紀久屋では最初の一歩を応援するために、

各店で無料着方レッスンを開催しています。

コロナ禍も落ち着いてきたからか、

なんと今年は浴衣の練習をしにこられるお客様が大幅に増えました!

「来年に向けて覚えたい」「もっと綺麗に着たい」そんな方も大歓迎です。

8月ももう終盤ですがまだ間に合います!!

まずは一度お問い合わせください♪


◆お電話でのお問い合わせ◆


(定休日:毎週火曜日)

岡山本店:086-232-7766

倉敷店:086-422-2100

津山店:0868-32-5298

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