目で見ながらできる前結び
着付けの方法には、大きく分けて「前結び」「後ろ結び」の2種類の方法があります。
どちらにも良いところがあり、一概にどっちが良いとは言えないのですが、
最近流行りなのは「前結び」です。
「前結び」の良さは何と言っても、帯を自分の目で見ながら結べるという点です。
そして、背中側に腕を回した状態で結ぶという体勢的な難しさがないのも魅力です。
「背中に手が回らなくて」とおっしゃる方にも人気です。
「前結び」は、目の前で帯を結び、それをくるっと身体の後ろへ回す手順になります。
そして、前結びを行う際には専用の道具が必要になります。
きちんと帯結びを学べる後ろ結び
後ろ結びは昔からの正式なやり方です。しっかり帯結びを学びたいという方にオススメなのが後ろ結びです。
着物を着るときに必要なアイテムが揃っていれば、他に必要なものはありません。
袋帯を結ぶ二重太鼓結び、名古屋帯を結ぶ一重太鼓結びを学べます。
基本をしっかり学びたいのでしたら、後ろ結びです。
帯結びといえば長い間この後ろ結びでした。
長く受け継がれているだけあって、結び方は非常に合理的で着物を愛する女性であれば覚えておいて損はありません。
前結びと後ろ結び、どちらが簡単なの?
こういうご質問をちょうだいすることがありますが、どちらも慣れてしまえば同じです。
どうしても背中に手を回せないという方なら前結び。
きちんと帯結びを学びたいという方なら後ろ結び。
ご自身に合った帯結びをお選びください。
お気軽にご相談いただければ
当教室のスタッフがお客様に合ったプランをサポートいたします。