このページを編集する

無料きもの着付教室|岡山・倉敷・津山・四万十市・高知の着物専門店、紀久屋

 2024年7月  

SunMonTueWedThuFriSat
123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031

紀久屋スタッフブログ

着付け用小物、どれを洗濯したらいいの?
2024年07月24日
sentakuHatenaFeatureimage.jpg


振袖の前撮りの時にもお客様から、

「どれを洗濯したらいいんですか?」という質問。


夏場は特に汗をかきやすく、小物もよごれやすくなります。

でも、どれを洗ったらいいのか、どうお手入れすればいいのか分かりにくい...という人のために!



・お手入れの方法
・洗濯可能なもの
・洗ってはいけないもの



この三つに分けて着用後のお手入れ方法について解説&お答えしていきます。



↓ ゆかたの着付けに必要な小物はここでチェック

ゆかたを着る時に必要なアイテム 完全ガイド


☆★無料着付け教室ご予約はこちら★☆

お手入れの方法


◯ お家で洗濯が可能な小物・・・肌着、足袋、腰紐

 × 洗濯できない小物・・・伊達締め、コーリンベルト、前板、帯枕、衿芯



着物・長襦袢・帯は絶対に洗濯NG


↓ 小物以外のお手入れ方法はこちらをご覧ください。

湿気は着物の大敵!着用後のお手入れ方法

komono49565408394.jpg

肌着


肌着は1番肌にふれるものなので、汗や皮脂が染み込みやすいもの。

肌着が汗を吸ってくれるからこそ、長襦袢や着物のよごれ防止に役立っています。

着用後は必ず洗濯をしましょう。



手洗いコースやおしゃれ着コースで洗います。

肌着は紐やレースなどが引っかかりやすいため、必ず洗濯用ネットを使用します。



洗濯した直後はにシワがたくさん付いていることが多いです。

干す時にはできるだけシワを伸ばすようにします。

乾いたらアイロンをかけて綺麗に畳んで保管します。

laundry-704709_1280.jpg

足袋


足袋は靴下の役割をするので肌着と同様に肌にふれている小物です。

それと同時に、外の砂や塵が付いてよごれやすいものです。

お手入れする時には、まず外で足袋についた砂や塵を手で払います。

あとは肌着と同じようにネットに入れて手洗いコースで洗濯します。



絹でできている足袋は、水に濡れるとサイズが縮むことが多いです。

購入する時に少し余裕があるサイズを選ぶか、
初めて履く時には事前に一度洗濯しておくことをおすすめします。

足袋は汗や砂埃で1番よごれやすいものなので、使っているうちによごれが目立つようになります。



靴下同様に消耗品として考えます。

よごれが落ちにくくなったり、真っ白にならなくなってしまったら新しいものに買い替えましょう。

_D4N2916.jpg


腰紐


直接肌にふれるものではないので、毎回洗濯しなくても大丈夫なアイテムです。

腰紐は洗わないという方もいるようです。

ちなみに私は洗う派です◎

夏場などは特に汗がしみ込みやすく、気になったタイミングで洗いましょう。



肌着・足袋と同様にネットに入れて手洗いコースで洗います。

腰紐も何度も使用していると、腰紐の端がほつれきたり生地が薄くなる場合もあります。

そんな時はは縫い直すか新しいものに買い替えるようにしましょう。

IMG_6254.JPG

伊達締め


伊達締めも布でできているので洗濯できるのでは...?

と思っている方!大間違いです!!



博多織でできている伊達締めは着崩れしにくく、着付けも美しくなることから1番人気の種類です。

これは絶対に洗濯できません



正絹でできているものは水に濡れると縮みます。
それを知らなかったお客様が着物のシミ部分を水で洗ってよれよれになったということもありました....

なので、着用後は着物と同じように伊達締めも汗を飛ばすために陰干しをします。
結んだ部分がシワになっていることが多いので、
陰干しした後はアイロンでしっかりシワを伸ばしましょう。

iron-5973837_1280.jpg

コーリンベルト・帯枕


コーリンベルトや帯枕は直接肌にふれることはないので汗がしみ込むこともなく、

外からも見えないのでよごれることはありません。


とはいえこれも布製の小物。

もし湿気が気になる場合は伊達締めと一緒に陰干しをします。

clothes-pins-8281931_1280.jpg

前板・衿芯


この二つはプラスチックでできているものが多いので、
洗濯はできません。

もし気になる場合は濡れたタオルなどで拭いて、よく乾かしてからしまいます。

布でできているものでも洗わず、陰干しで湿気を飛ばしてください。

towel-5475907_1280.jpg


まとめ


・肌着・足袋は毎回洗濯する。
・腰紐は気になったら洗濯する。
・その他の小物は陰干しをする。



適切なお手入れをすることで、清潔さを保ってくれる&小物を長持ちさせてくれます。

私も呉服屋に入社する前は何も知りませんでした...

「え、洗ったら縮む素材があるんですか!?」という感じです。笑



毎回着用後にしっかりとしたお手入れをしておくことで
着物や浴衣を着るときの安心感も増し、さらに楽しい着物ライフを送ることができますね。



今回解説した小物のお手入れ方法も、紀久屋の無料着付け教室で学べます!

☆★無料着付け教室ご予約はこちら★☆



教室では着物の着方はもちろん、着物を着るときの所作やマナー、

着物で出かけるときのコーディネート方法など授業内容が充実しています。

着物をより深く理解し、美しく着こなす大人の女性を目指しましょう。



さらに何度通っても無料
着物好きな生徒さんたちの中には何年も通われているベテランさんもたくさん(^ ^)



↓ 詳しくはこちらのブログでチェックしてみてくださいね。

笑顔あふれる着方教室!無料で楽しいレッスン


◎おすすめブログ◎

長襦袢のしつけ糸って取るの?取らないの?

ぶらりおでかけ日和「お気に入り紙袋でバッグ作り」


◆お電話でのお問い合わせ◆
(定休日:毎週火曜日 営業時間:11:00〜18:00)

岡山本店:086-232-7766
倉敷店:086-422-2100
津山店:0868-32-5298
四万十店:0880-31-2150