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紀久屋スタッフブログ

着物の袷・単衣・夏物の違いとは?初心者にもわかる選び方
2026年06月19日

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「単衣って何?」「夏物って何が違うの?」

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着物を始めたばかりの方や、これから着物を楽しみたい方から、よくこんなご質問をいただきます。

  • 「袷(あわせ)と単衣(ひとえ)の違いがわからない」
  • 「夏物って本当に必要?」
  • 「何枚も揃えないといけないの?」
  • 「呉服屋さんに勧められたけど、違いがわからない」

初めて着物を選ぶ方ほど、

「無駄な買い物はしたくない」

と思われるものです。

実際、着物は決して安い買い物ではありません。

だからこそ、

「なぜ袷・単衣・夏物があるのか」
「自分に必要なのか」

を知ったうえで選びたいですよね。

この記事では、着物初心者の方にもわかりやすく、

  • 袷・単衣・夏物の違い
  • それぞれの着る時期
  • 本当に必要なのか
  • 着物好きな人が単衣や夏物を持つ理由

について解説します。

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読み終わる頃には、

❌「着物って何枚も必要で大変そう」

ではなく、

⭕「洋服と同じで季節ごとの服があるだけなんだ」

⭕「単衣や夏物があると快適なんだ」

⭕「だから着物好きな人は自然と持つようになるんだ」

と感じていただけるはずです。


袷・単衣・夏物の違いとは?

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まず結論からお伝えすると、

袷・単衣・夏物の違いは、裏地の有無と生地の涼しさです。

洋服で例えると、

  • 袷=裏地付きのジャケット
  • 単衣=裏地のないジャケットやシャツ
  • 夏物=透け感のあるシアー素材の服

というイメージです。

そして選び方は、気候にあわせて、着る人の体感にあったものを選べば大丈夫です。


袷(あわせ)とは

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袷は裏地が付いた着物です。

胴裏(どううら)や八掛(はっかけ)と呼ばれる裏地が付いているため、保温性があります。

振袖や訪問着、留袖など、フォーマルな着物の多くは袷仕立てです。

一般的には10月から5月頃まで着用するとされています。


単衣(ひとえ)とは

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単衣は裏地のない一枚仕立ての着物です。

見た目は袷とほとんど変わりませんが、着てみると軽さが違います。

風通しが良く、蒸し暑い季節でも快適に過ごせます。

一般的には6月と9月に着る着物とされています。


夏物(なつもの)とは

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夏物は7月・8月の盛夏用とされている着物です。

絽(ろ)や紗(しゃ)、麻などの涼しい素材で作られています。

透け感があり、見た目にも涼やかなのが特徴です。

着る時期は決まっているの?

ここで気になるのが、

単衣は6月と9月しか着ちゃダメなの?

という疑問です。

たしかに昔から、

  • 袷は10月~5月
  • 単衣は6月・9月
  • 夏物は7月・8月

という着用時期の目安があります。

しかし、そのルールが作られた時代と今とでは気候が大きく違いますし、あくまで目安です。

最近は4月でも夏日のような日がありますし、10月になっても汗ばむ日があります。

そのため現在は、

暦よりも体感温度を重視する方が増えています。


今は「ルール」よりも「快適さ」が大切です

着物初心者の方ほど、

「決まりを守らないといけない」

と思われがちです。

でも私たちが一番大切にしたいのは、

お客様に快適に着物を楽しんでいただくこと。

 

着物は本来、季節に合わせて快適に暮らすための日本の衣服です。

暑いのを我慢したり、不快な思いをして着るものではありません。

 

目安として着用時期を知ることは大切ですが、

実際に着るときは、普段洋服を選ぶのと同じように

「今日は、これを着たら快適かな?」

を基準にしていただいて大丈夫です。


実際のお客様の声

当店でも、最近はこのようなお声をよくいただきます。

「本当は6月からだけど、4月でも暑くて袷は着られない」

昔ながらのルールを知っていても、実際の気温には逆らえません。

春でも汗ばむ日が増えています。


「最近は暑いから、5月から単衣を着ている」

今では5月から単衣を取り入れる方も珍しくありません。

無理をせず、快適さを優先して着物を楽しまれています。


「単衣に変えたら、軽くて着心地がよくて疲れづらい!」

これは本当によく聞くお声です。

着物は重ね着をする衣服だからこそ、裏地が減る単衣は軽さの違いを大きく感じます。


「6月に袷を着たけど、室内でも汗が……」

冷房の効いた室内でも、湿気があったり動いたりすると、汗をかくことがあります。

だからこそ、ルールに縛られずに、無理をせず体調や気候に合わせて単衣を選ぶ方が増えているのです。

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これからは、単衣の時代?

「単衣は6月と9月だけの着物」

と着物のルール上は決まっていますが、実は実際はそうではありません。

近年は春も秋も気温が高くなっています。

そして、着物のルール以上に大事なのは、着物を着ていて快適かどうか、です。

そのため実際には、

真夏と真冬以外は単衣が活躍する場面がたくさんあります。

例えば、

  • 4月や5月の暖かい日
  • 10月の汗ばむ日

などは、単衣の方が快適なことも少なくありません。

さらに冬でも、

  • 暖房の効いた美術館
  • ホテルでのお食事会
  • ショッピング
  • 屋内イベント

など、室内中心のお出かけであれば、単衣の方が快適な場合もあります。

もちろん真冬の屋外では袷が活躍します。

しかし、

「冬だから絶対袷」
「単衣は6月と9月だけ」

と考える必要はありません。

気温や行き先に合わせて選んで大丈夫です。

だからこそ、

着物でお出かけを楽しみたい方には、単衣を一枚持っておくと本当に重宝します。


袷だけではダメなの?

もちろん袷だけでも着物は楽しめます。

最初の一枚として袷を選ぶのも間違いではありません。

ただ、着物を着る機会が増えるほど、

「今日は暑そうだな」

「もっと楽に着たいな」

と思う日が出てきます。

特に着付けのお稽古をしていると、
室内で冷房の効いている部屋にいるにも関わらず、汗をかいてくるものです。

着付けを覚えたてのころは、覚えることも多く、手間取ってしまうもの。


そんなときに、裏地のついている袷でお稽古をしていると、
「袷って暑いんだな」
「単衣だったら、もっと着物が軽くて、着やすいのかな?」

と、快適さのことを考えて、自然に単衣や夏物が欲しくなってくるのです。


単衣や夏物があると着物がもっと楽しくなる

単衣や夏物の一番の魅力は、

快適に着物を楽しめることです。

暑さや汗を我慢しなくていい

汗をかきながら我慢して着る必要がありません。

また、汗をかくと気になる着物のお手入れの心配も軽減されます。

着物で出かける回数が増える

「暑いからやめようかな」が減ります。

疲れにくい

布地が減って、軽いので長時間のお出かけも楽になります。

季節感を楽しめる

単衣には単衣の美しさがあり、夏物には夏物ならではの涼やかさがあります。
特に、透ける夏物の着物は、夏の盛りに着ると、涼しさを演出でき上級者の着こなしに!


なぜ着物好きな人ほど単衣や夏物を持っているの?

それは、

ルールだからではありません。

季節に合わせて着物を選んだ方が、快適だからです

洋服でも、

冬にダウンコートを着て、

夏に半袖を着ます。

また真夏に、透け感のある素材を選んで
涼やかを演出したり、季節感のあるおしゃれを楽しみます。

それと同じように、

着物にも季節に合った装いがあります。

着物を楽しむ機会が増えるほど、

自然と単衣や夏物が欲しくなるのです。


まとめ|着物は季節に合わせて楽しむ衣服です

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袷・単衣・夏物は、

着物を快適に楽しむための季節ごとの装いです。

  • 袷は10月~5月頃の着物
  • 単衣は軽くて涼しい着物
  • 夏物は盛夏を快適に過ごすための着物

昔からの着用時期の目安はありますが、

今は気候も大きく変わっています。

だからこそ、

ルールだけに縛られるのではなく、その日の気温や行き先に合わせて選ぶことが大切です。

そして、もし着物でお出かけを楽しみたいのであれば、

単衣は一枚持っておくと本当に重宝します。

真夏と真冬以外の長い期間活躍し、

着心地が軽く、疲れにくく、着物を着る機会も増やしてくれるからです。

私たち紀久屋は、

「ルールを守るための着物」ではなく、

「快適に楽しむための着物」

をご提案したいと考えています。

ぜひご自身のライフスタイルに合わせて、無理なく、心地よく着物を楽しんでくださいね。

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