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無料きもの着付教室|岡山・倉敷・津山・四万十市・高知の着物専門店、紀久屋

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紀久屋スタッフブログ

雨のお出かけでも着物で快適に過ごすには?
2023年06月10日
梅雨の季節がやって来ました。
雨が続き、じめじめとした日が多い時期...
大切な着物を絶対に汚したくない!
ということで、こちらでは雨の日に着物を着る時に
気をつけておくポイントをお伝えします。

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雨に強い着物


着物は水分・湿気が1番の大敵!!
絹は水に濡れると繊維が縮んでしまい、サイズが小さくなったり生地がよれて戻らなくなったりする性質があります。
「着物ってお家で洗っていいんですか?」という質問をたまにお聞きするのですが、
絶対にやめてくださいね!着物専門のクリーニングに出しましょう。
なので当然雨に濡れてしまうと着物が縮んでしまうのです。

実は雨に強い素材として人気の着物があります。
それは... 大島紬です!
大島紬はテーチ木という木から繊維を取り、その糸を何回も泥に付けて染めます。
水に何回もさらされる工程を経ることによって、水に強い素材が出来上がります。

大島紬は水を弾くガード加工をしなくても水に強いため、着物好きさんは必ず持っていると言っていいほど有名な着物です。
これからの時期は暑さで着物もジメジメとしてしまうので、夏大島紬がおすすめです。

雨コート


雨コートとは、着物の上から着るカッパ・レインコートの役割をしてくれるものです。
一部式と二部式(上下分かれているもの)の2種類あります。
紀久屋では簡単に着られる一部式にお仕立てすることがほとんどです。
雨コートは室内では脱ぐものなので、玄関先で簡単に脱ぎ着ができる方がおすすめです。

撥水加工をされている生地で作られているので、
大切な着物を泥汚れなどから守ることができます。
着物を着る時に裾に泥が跳ねないように、少しだけ裾を短くすると雨コートに隠れるので効果的です。

雨草履


雨草履は草履のつま先部分にカバーが付いているものです。
洋服の場合は足元が靴で覆われているので靴下が汚れてしまうことはありません。
(大雨の場合靴が浸水して濡れてしまうことはありますが...笑)
着物の場合は草履になるので、足袋が常に外に出ている状態です。
草履で雨の中を歩いていたら、傘をさしていても必ず泥跳ねを受けてしまいます。

そんな時に雨草履を履いていると足先をカバーしてくれます。
また、足袋カバーという足袋の上に履くひとまわり大きい足袋も履いておくとより安心です。
習い事に来て行く時なども外だけ足袋カバーを履いて、部屋で脱ぐと綺麗な状態を保つことができます。

ガード加工


最初に雨に強い着物、大島紬について説明しましたが他の着物でも撥水加工をすることができます!
それがガード加工です。
紀久屋で着物や振袖をお仕立てする際は、ほとんどの方がガード加工を追加されます。
(着物の風合いによっては加工できない場合もあります。)
特殊な加工をして水や軽い汚れなどを弾いてくれます。
これがあれば少々雨に濡れてしまっても縮んでしまうことなく安心です。

着る着物や草履などを少し変えてみるだけで、雨の日の快適さが全く違います!
これで雨の日も安心して着物でお出かけできますよ(^ ^)


着付け教室では着物の着付けだけでなく、
雨の日に着る着物はどんなの?コーディネートの仕方は?
この着物はどんな時に着ていけばいいの?など...
着物に関する知識もばっちり学べます♪

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生徒さん同士も仲良くなり、一緒にお出かけされる方もいらっしゃいます。
↓ 先日のブログではある生徒さんにお話を伺いました。
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