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無料きもの着付教室|岡山・倉敷・津山・四万十市・高知の着物専門店、紀久屋

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紀久屋スタッフブログ

着物の衣替えの方法
2023年06月02日
雨や曇りの日が多くなり、岡山も梅雨に入りましたね。
先月から気温もぐっと上がって初夏を感じます。
以前のブログでは夏の着物について紹介しました。
[夏の着物とは?単衣・絽・紗]

6月と9月は着物も衣替えの季節です。
タンスの中を整理する時期がやって来ました。

実は衣替えの時期は着物にとって重要な時期なのです。
思い出の詰まった大切な着物。
次の季節まできちんと保管され、その美しさが長持ちするための準備をする期間です。
暑さが厳しくなる前に、綺麗にしておきましょう。

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着物の衣替えをする時のチェックポイントをまとめました。
これを参考にやってみてくださいね(^ ^)

1. 仕舞う着物の汚れチェック


これからタンスに仕舞う着物に汚れがないか、広げてよく確認します。
もしもここで汚れがあれば、早めに洗いやシミ抜きに出してください。
着物の汚れは時間が経つと取れなくなってしまったり、
他の場所に移ってしまう場合があります。
基本的に長期間仕舞っておく時は、洗いに出して綺麗にしてから仕舞いましょう。

また、見落としがちなポイントが長襦袢です。
長襦袢の脇の部分は、汗を吸うとシワができます。
必ず汗抜きをしてから保管します。

2. タンスの中の着物に、シワやカビがないかチェック


タンスに仕舞っていた着物も念入りにチェックします。
着る直前に確認して慌てないためです。
綺麗に畳んだと思い込んでしまい、変な位置にシワがよってしまうことも...
着物は湿気にとても弱い生地なのでカビが生えていないかもよく見ておきます。
もしカビが見つかっても、着物のカビ取りが可能です。
2ヶ月ほどかかりますので、カビ取りもお早めに!

3. 着物の匂いチェック


タンスやたとう紙を開けた時の匂いも重要です。
約半年そのままにしておくため、気になったらすぐに丸洗いしましょう。

4. タンスの中の湿気・温度は適切か


着物のタンスは桐のものがほとんどです。
桐のタンスは、中の湿気を逃してくれたり、防虫効果もある優れもの。
湿気や虫に弱い着物にぴったりの素材なのです。
ですが、今の梅雨の時期などはどうしても湿気が多くなりますよね。
そんな時のために、着物用の乾燥剤や防虫剤を入れておくことをおすすめします。

紀久屋で皆様におすすめしているものが、安心きもの収納パックです!
ビニールの袋になっており、着物・帯・長襦袢がたとう紙ごと入れることができます。
付属の乾燥剤もついています。日光によく当てることで半永久的に使用可能です。
しっかりと袋の口が閉じるため、虫や外の汚れからも守ってくれます。
詳しくはスタッフまでお尋ねください♪

主な衣替えチェックポイントでした。
こうした着物のチェックと保管についての工夫が、着物が長く美しく保つ秘訣です。
大切な着物がいつまでも美しく、時を経ても色褪せないように、きちんと確認しておきましょう。

また、衣替えの季節は新しい着物を選ぶチャンスでもあります。
季節の変わり目には新たな色やデザインを試す絶好の機会です。
これからの季節にぴったりの着物を探して、新たな自分を表現するのも良いですね♪

さて、これから着物のチェックと整理に入る時期です。
どんな宝物が待っているか、楽しみになりませんか?
着物と一緒に新たな季節にお出かけができるよう、しっかりと準備をしましょう(^ ^)

着物のお手入れや保管方法など、ご不安なことがあれば
お気軽にお近くの紀久屋までお問い合わせください。

無料着付け教室でも、着物に関する知識を学ぶことができます!
経験者さんから初心者さんまで誰でも大歓迎♪
ぜひご予約の上、ご参加ください。
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(定休日:毎週火曜日 営業時間:10:00〜19:00)

岡山本店:086-232-7766
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