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無料きもの着付教室|岡山・倉敷・津山・四万十市・高知の着物専門店、紀久屋

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紀久屋スタッフブログ

夏の着物とは? 単衣・絽・紗
2023年05月10日
5月になり、気温が20度を超える日が多くなってきました。
日中に外出していると少し汗ばんでくるほどですね。
すぐに暑くなってくるこの季節。
「こんな中で着物を着るのは暑すぎ...」と思う方も多いと思います。
着物にも夏用があることをご存知ですか?
今回は夏でも快適に過ごせるような夏きものについてご紹介します。

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袷と単衣


着物はまず2種類に分けることができます。

(あわせ)・・・表地だけでなく裏地が全面についていて、2枚を合わせて仕立てる着物
         着用期間:10〜5月

単衣(ひとえ)・・・裏地がなく、表地1枚だけで仕立てる着物
          着用期間:6月・9月

夏物(なつもの)・・・透け感がある単衣の着物
           着用期間:7〜8月

実は着物もきちんと時期で分かれているのです。
着用時期は決まってはいますが最近気温の上昇が早いため、
その日の天気や気温次第で5月から単衣を着るという方も多いです。
裏地が1枚ないだけで、体感温度はかなり差があります。

単衣の着物よりもさらに薄い素材でできた夏物と呼ばれる着物があります。
普通の着物の生地よりも透け感があります。
長襦袢の色柄が少し見えることがあるので、夏用の長襦袢と合わせて着物を選ぶと
ワンランク上のコーディネートにすることができます。

絽と紗


夏物の中には絽・紗といった2種類の着物があります。
2つとも通気が良くなるように生地に隙間を空ける、
「からみ織」と呼ばれる技法が使われています。

絽(ろ)
夏物といえばこれ!というくらい着られている着物です。
生地をよく見てみると、からみ織の隙間が規則正しく縞状になっています。
普通の単衣よりも縞の隙間部分が通気口になるので、涼しく過ごすことができます。

絽はフォーマルな場面で使われます。訪問着や色無地といったものが多いです。
また、長襦袢や半衿などにも絽の着物と同じ技法が用いられているものがあるので、
組み合わせてより過ごしやすいコーディネートにすることができます。


紗(しゃ)
絽は縞状に隙間が並んでいましたが、紗は縞状ではなく網目状に隙間が作られています。
そのため、絽よりも隙間の数が多くなり、通気性が抜群に良いです◎
全体的に生地の隙間があるので、見た目の透け感があります。
長襦袢との合わせ方も楽しい着物です。

また、紗は夏用のコートや羽織としても使われる素材です。
さらっとしていて見た目も涼やかなものが紗となります。
紗は紬などのカジュアルな場面で着ることができます。

夏着物を着る時には夏用の小物も使います。
帯揚げや帯締めにも夏用のものがあります。
着物バッグもカゴバッグなどにすると、より涼やかなコーディネートになります。
これから暑い夏が始まりますが、夏用の着物・小物を使って
過ごしやすく楽しい着物ライフを過ごしたいですね(^ ^)♪

さらに、この夏着物は次回の展示会、紀久屋展でも多数販売します!!
作家の先生やアドバイザーの先生に来ていただいていますので、
着物初心者さんも安心です。
もちろん夏小物も充実しておりますので、ご予約の上ぜひご来店ください♪

↓紀久屋展の日程はこちら↓

【倉敷店】  2023年 511日(木). 12日(金). 13日(). 14日(). 15日(月)
【岡山店】  2023年 519日(金). 20日(). 21日(). 22日(月)
【津山店】  2023年 526日(金). 27日(). 28日(). 29日(月)
【四万十店】 2023年 62日(金). 3日(). 4日(). 5日(月)


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