
先日最終回を迎えた、NHK連続テレビ小説「ばけばけ」。
毎朝の楽しみとしてご覧になっていた方も多いはず。
ということで今回は朝ドラ企画第三弾ということで、
島根県松江市にぶらぶよでお出かけしてきました!
ばけばけは、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)とその妻であるセツをモデルに、
少し不思議で心温まる日常を描いた物語です。
その舞台となった島根県松江市を実際に着物で訪れ、
ドラマの世界観をたっぷりと味わい尽くそうという、
朝ドラファンにはたまらない日帰り旅行を企画しました。
まず朝からばけばけの最終回を車の中で皆で見ながら松江に向かいました
ドキドキしながら画面に見入り、ドラマの感動と余韻を共有しながらの道中となりました。
最終回を見届けてからすぐその足で物語の舞台である
松江に向かうという完璧なスケジュールで幕を開けました!
この日は車内に入り込む日差しもぽかぽかと暖かく、
羽織を着ていると少し汗ばんでしまうくらいの春の陽気でした。
そして、ドラマの余韻に浸っている間に目に飛び込んできたのは
車窓から見える蒜山や大山の雄大な景色です。
空気も綺麗で景色を見ながらもリフレッシュすることができました。
今回のブログではこだわりの詰まった着物コーディネートから
絶品の郷土料理、お堀巡りから小泉八雲旧居での聖地巡礼まで、
あますことなくたっぷりとお伝えしていきます。
ぜひ最後までご覧ください。
春の松江に映える着物コーデチェック
ぶらびよレポートといえば、まずは皆様の素敵な着物姿を紹介する、
恒例の着物コーデチェックのコーナー!
今回は「朝ドラ ばけばけ」というテーマに合わせて、
特別な思い入れを持ってコーディネートされてきた方も。
そしてこの日の着物コーデがこちらです!

「普段あまり着ない色に思い切って挑戦してみました」という方。
いつものご自身の定番カラーから一歩踏み出し、
着たことのない色でコーディネートを美しく作られていました。
「着てみたら意外と似合うかも!」という新しい自分との出会いも、
このぶらびよならではの醍醐味ですね。
そして、今回のテーマならではのこだわりを見せてくださったのが、
「ばけばけのイメージで半衿がいつもより広く見えるように着てみました。」というお客様。
そうなんです。ばけばけでは半衿が半分以上見えるように、
着物衿の重ね方を工夫されていたのです。この着付け方も話題になりましたよね。
半衿を広く見せるというのがこの時代の流行だったそうで、
明治のモダンな空気感や、主人公セツの凛とした強さを
首元の衿の合わせ方で表現するという上級者テクニック。
半衿の柄をしっかりと見せて、衣紋を美しく抜いた着姿は、
物語への愛とリスペクトを感じさせてくれました。
また、「春らしくまとめてみました」という声も多く、
柔らかな春の風を感じながらコーディネートを考えられていました。
今回も素敵なコーディネートばかりでした◎
名庭園を眺めながら。絶品鯛めしランチ
本日のランチ場所であるみな美にやって来ました。
予定よりも早めに到着することができたため、
お店の方のご厚意で、美しいお庭でお写真を撮らせていただくことができました。
松や灯籠などとても綺麗に手入れされており、
どこを切り取っても絵になりました。
皆様の着物姿をより一層引き立ててくれる素晴らしい庭園でした。


さて、みな美さんといえば、松江の歴史と伝統が詰まった鯛めしが有名です。
丁寧にそぼろ状にされた鯛の身をはじめ、
細かくみじん切りにされたゆで卵の白身、ふんわり裏漉しされた黄身。
そこへワサビや大根おろし、ネギといった薬味を合わせて味変しながらいただきました。
薬味でたっぷり味わったあとは、お出汁をたっぷりとまわしかけて
お茶漬けのようにサラサラといただきました。
あっさりしているのに奥深い味わいで、
体にすーっと優しく染み渡りました。

そして、皆様に大好評だったのがカレイの一匹揚げです!

黄金色になるまでカリカリに素揚げされており、
骨までせんべいのようにサクサクと食べることができます。
「バリバリ!」「サクサク!」という食欲をそそる良い音が響き渡ります。
「おせんべいみたいで美味しい」「骨まで全部食べられてすごい!」
と、皆様夢中になってカレイを頬張り、綺麗に完食されていました。
屋根が迫る!?スリルと風情を楽しむこたつ船
本日のメインイベントの一つ、松江城をぐるりと囲むお堀を巡る、
堀川めぐり・こたつ船の体験をしてきました!

なんとこの船にはこたつがくっついているのです!
こたつに入って温まりながら心地よい風を感じます。
船が水面を進み続けると、そこでは陸からは決して見ることのできない
松江のもう一つの表情が広がっていました。
船頭さんの軽妙な語り口で歴史や名所の解説を聞きながら、
時に情緒あふれる見事な舟唄に耳を傾ける贅沢な時間でした。
お堀の石垣の風合いや、水面に映る木々の緑のグラデーションが美しく、
松江の景色も楽しむことができました。
こたつでほっこりと温まりながら、素敵な思い出ができました。

そして、この松江堀川めぐりの最大の醍醐味であるポイントが。
お堀には全部で17の橋がかかっているのですが、
そのうちの4つは非常に低く作られており、
そのままでは船の高さが通過できません。
ではどうするのかというと...
なんと船の屋根がギリギリまで下がってくるのです!
みんなこたつの机に頭をつけるような体勢になって
橋の下をくぐり抜けます。
まるでアトラクションに乗っているかのようなスリル満点の体験でした!
橋をくぐり抜けて再び屋根が上がると、全員で顔を見合わせて大爆笑。笑
低い橋をくぐるのが楽しくて、船内は笑い声が耐えませんでした。
鳥のさえずりと心地よい春の風を感じながら松江の歴史とスリルも同時に味わった、
忘れられない船旅となりました。

小泉八雲記念館と旧居にて聖地巡礼
こたつ船で松江の街を水上から堪能したあとは、
今回の旅の集大成とも言える場所へ。
小泉八雲記念館と、そのすぐ隣にある小泉八雲旧居です。

参加者の皆様の中には、ばけばけのファンがたくさんいらっしゃるということで、
物語のモデルとなった人物が実際に暮らし、息づいていた場所に足を踏み入れ、
皆様の眼差しも真剣そのものでした。
さらに朝の車内で最終回を見届けたばかりなのでより新鮮に感じられました。
記念館の中では、ギリシャで生まれ、世界中を放浪した末に日本に辿り着き、
松江という土地と妻であるセツを深く愛した八雲の生涯が
数々の貴重な資料とともに展示されていました。
「ドラマのあのエピソードにはこういう背景があったのね」
「セツが彼をどれほど支えていたかよくわかる...」と、
展示物の一つ一つを見つめながらドラマのシーンと重ね合わせていらっしゃいました。
そして、当時の武家屋敷の面影を残す小泉八雲旧居へ。
一歩足を踏み入れると、静寂に包まれた和の空間と、
八雲が愛した美しい日本庭園が広がっていました。
彼がここで執筆し、セツと語り合ったであろう空気が
今もそのまま保存されているかのようでした。
彼らが愛した松江の地で同じ景色を見て、同じ場所を訪れる。
物語の余韻にどっぷりと浸ることができた、
最高に贅沢な聖地巡礼となりました。
楽しい時間はあっという間に過ぎるもので、帰りには松江名物の和菓子など
お土産をたくさん買って帰路につきました。
今回の朝ドラ第三弾こたつ船企画。
朝一番の車内でドラマ最終回の感動から始まり、
みな美さんのカレイをバリバリと音を立てて笑い合い、
おだし香る絶品の鯛めしに舌鼓を打ちました。
少し暑いくらいの陽気の中、こたつ船で屋根が迫り来るスリルに身をかがめて、
最後は小泉八雲旧居の縁側で、静かにドラマの世界に想いを馳せる...
五感のすべてをフル活用して松江の魅力を味わい尽くした、
濃密で素晴らしい一日となりました。
「一人で着物を着て出かけるのって勇気がいるけど、
こうしてみんなと一緒なら楽しくお出かけができる!」
「着物という共通の趣味があるだけで、初対面の方とも仲良くなって
一日中笑っぱなしでした!」
着物を着ることがゴールなのではなく、着物を着てどこへ行き、
誰と笑い合い、どんな美味しいものを食べるのか。
その先にある思い出に残る体験と景色を皆様と共有したくて、
紀久屋はこのぶらりおでかけ日和を毎月企画しています。
これからも紀久屋では、着物で皆様の日常をちょっと特別にするような、
ワクワクするお出かけ企画をどんどん発信してまいります!
「まだ一人で着られないけれど、いつか参加してみたい」と思っている方も
ご安心ください。無料の着付け教室からお出かけのサポートまで、
スタッフが全力でお手伝いさせていただきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
次回のぶらりおでかけ日和もお楽しみに!
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