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無料きもの着付教室|岡山・倉敷・津山・四万十市・高知の着物専門店、紀久屋

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紀久屋スタッフブログ

家紋とは?意味・個数・付け方について
2023年07月31日
着物には欠かせない日本の伝統文化のひとつ「家紋」
家紋という言葉を一度は耳にしたことがあると思いますが、
家紋の意味や着物に付ける個数や場所などを知っている人は少ないのではないでしょうか。
そこで今回は家紋について紹介していきます。

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家紋とは


それぞれの家ごとに付けられている紋章のことです。
平安時代に貴族が使用する牛車の所有者を区別するために主に使われていたと言われています。
(様々な説があります。)
そして、江戸時代になると家の格を表すものへと変化し、貴族だけでなく一般的に使われるようになりました。
現代でも家紋という伝統文化は受け継がれ続けています。

家紋の個数


着物に付ける紋の数は5つ・3つ・1つの3種類に分けられます。

5つ紋→第一礼装(振袖を除く)
3つ紋→準礼装
1つ紋→準礼装

5つ紋が最も格が高く、フォーマルな場面で着る着物に付けられます。
1つ紋は、お茶をされている方の色無地などに付ける場合が多いです。

具体的にどんな着物に付けるの?


5つ紋→黒留袖・喪服・色無地 など
3つ紋→色留袖・訪問着 など
1つ紋→訪問着・色無地 など

紋をひとつでも入れることで、ワンランク上の格の着物とされます。

紋を入れる場所は?


5つ紋の場合
背紋・・・背中の縫い代が合わさった部分の、衿から1寸5分(約2.2cm)の場所に1つ
袖紋・・・袖の後ろ側で、肩山から2寸(約7.5cm)下の場所に左右の袖1つずつ
抱紋・・・前見頃の肩山から4寸(約15cm)下の場所に左右の前見頃1つずつ

3つ紋の場合は背紋が1つ、抱紋が2つ
1つ紋の場合は背紋1つのみ となります。

自分の家紋の調べ方


まずは家のタンスを開けてみて、喪服や留袖などを見てみましょう。
喪服には必ず5つ紋が付いているので、そこで確認することができます。
お家に着物がないという方は、お墓やお仏壇を見れば掘られていることが多いです。
見つけた紋を写真に撮って、紋が載っている紋帳やネットで調べてみると自分の家紋がわかります。

フォーマルな場面で着物を着る場合に必ず必要になる家紋。
自分の家紋を知っておくことで、自分の家やご先祖さまについての理解が深まります。
紀久屋ではまだ紋が入っていない着物への紋入れも承っております。

また、紀久屋の無料着付け教室では着物の着付け方法だけでなく、
今回テーマにした家紋のことや全体のコーディネート方法、
着物のお手入れ方法など着物に関する知識も学ぶことができます。
着物のことをより深く理解すると、もっと着物のことが好きになりますよ♪

体験・見学だけでも大歓迎です!
詳しくは→[紀久屋無料着付け教室]

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お近くの店舗でご参加ください。

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