先日のブログでは
結城紬について書きました。
結城紬は
重要無形文化財に指定されています。
そこで、「他にはどんなものが指定されているんだろう?」と疑問に思ったので調べてまとめてみました。
↓ 先日のブログはこちら
[結城紬ってどんな着物?]
そもそも、重要無形文化財って何?
演劇・音楽・工芸技術など、日本に古くから伝わる「技術」を
無形文化財と言います。
芸能の部では歌舞伎や能、工芸技術の部では染色や陶芸などが指定されています。
その中で国指定を受けたものは、
重要無形文化財と呼ばれます。
有形文化財(建物や絵画など)との違いは、文字の通り形があるかないか。
着物そのものではなく、作る工程の「工芸技術が指定されている」ということですね。
どんな着物が指定されているの?
・結城紬・小千谷縮、越後上布・久留米絣・宮古上布 など...
昔から同じ場所で、同じ方法で伝えられ続けているというのはすごいですよね...!
それぞれの場所の特徴を活かしていたり、特産の植物が使われているなど、一つ一つの着物の技術を調べてみたくなってしまいます。
先日ブログでも出てきた
結城紬は、1956年4月に重要無形文化財に指定されたそうです。
2022年の今でもその技術は途切れておらず、伝統技術として長く伝わっていることが分かります。
指定される基準は?
・芸術上特に価値の高いもの
・工芸史上特に重要な地位を占めるもの
・芸術上価値が高く、又は工芸史上重要な地位を占め、かつ、地方的特色が顕著なもの
とされています。
人間国宝という言葉を聞いたことはありますか?
こちらも重要無形文化財と関係する言葉なのです。
人間国宝というのは、重要無形文化財の
保持者のこと。
1954年から始まって現在人間国宝は109人ほどなので、とっても優れた技術を持っている人が認定されているものだと分かります。
着物の技術は数えきれないほどあり、そしてそれはとても繊細で、ひとつひとつたくさんの職人さんの技術が詰まっています。
普段の生活で着ることは少ないですが、今でも七五三や成人式、結婚式など人生で大切な場面で着られています。
そんな着物文化を日本人として大切にしていきたいですね。
〜 9月・10月展示会のお知らせ 〜重要無形文化財の結城紬も展示しています!
ぜひ実物を手に取ってご覧ください。
◆ 特招会 日程 (日付順) ◆【倉敷店】 2022年 9月 29日(木). 30日(金). 10月 1日(土). 2日(日). 3日(月)【岡山店】 2022年 10月 7日(金). 8日(土). 9日(日). 10日(月)【四万十店】 2022年 10月 14日(金). 15日(土). 16日(日). 17日(月)【津山店】 2022年 10月 21日(金). 22日(土). 23日(日). 24日(月)※密を防ぐためにお時間が重ならないよう、ご予約制とさせていただいております。ウェブでのご予約はこちら[特招会ご予約フォーム]◆お電話でのお問い合わせ◆(定休日:毎週火曜日 営業時間:10:00〜19:00)岡山本店:086-232-7766倉敷店:086-422-2100津山店:0868-32-5298四万十店:0880-31-2150