
「きものを着て、ランチやお出かけをしてみたい」
そう思いながら、たんすの中のきものを何年も着ていない方は、少なくありません。
自分で着られない、着て行く場所がない、一人では少し不安。
そんな気持ちがあると、最初の一歩はなかなか出にくいものです。
きものは、特別なときだけではなく、友だちとのランチ、季節の行事、街歩き、美術館など、いつものおでかけに着ても一層彩り豊かになります。
仕事や家のことが忙しい働き盛りの女性は、自分のための時間を後回しにしがちです。
だからこそ、月に一度でも好きな服を着て出かける時間は、気持ちを切りかえる大切なひとときになります。きものは、そのきっかけをつくってくれます。
この記事では、きもので出かけるメリットと、紀久屋の着物でお出かけ会「ぶらりおでかけ日和」のよさをご紹介します。
きもの姿を見ると「すてきだな」「私も着てみたい」と思う。
でも、いざ自分が着るとなると、何から始めればよいのか分からない。
帯の結び方はむずかしそうで、着くずれも心配……。
そんな理由で、興味はあっても行動に移せない方がたくさんいます。
これは、きものが向いていないからではありません。
まだ習う機会や、一緒に出かけるきっかけに出会っていないだけです。きものを着たいと思った今が、始めるのによい時です。年齢や経験は関係ありません。

きものは、成人式や結婚式など、フォーマルな場に着ていくものと思われがちです。
しかし、ランチやカフェ、観劇、庭園めぐりなど、きものが似合う場所は身近にたくさんあります。
大切なのは、大きな予定を待つことではなく、「今日はきもので出かけよう」と決めることです。
着る日を先に決めると、着付けの練習にも目標ができ、たんすに眠っていたきものを生かす機会も増えていきます。
近所のお店でも、装いが変わるだけで新しいお出かけ先になります。
きもので出かけるよさをまとめると、特に大きなものは次の4つです。
「気分が変わる」「おしゃれの幅が広がる」「人との会話が生まれる」「いつもの外出が特別になる」
どれも、実際にきものに袖を通し、外へ出たときによく分かる魅力です。
きものを着ると、自然と背すじが伸び、いつもよりていねいに歩こうという気持ちになります。
鏡に映る自分が新しく見え、「今日はちょっといい日になりそう」と心が明るくなる方も多いです。
文化庁の調査でも、きものの魅力として「季節に合わせて楽しめること」や「着ると落ち着いた気持ちになること」が挙げられています。
また、女子大学生72人を対象にした浴衣着付け授業の研究では、授業の前後で、自信や自己効力感、活気、積極性などが高まる結果が示されました。
「着物を着る」という行為には、気持ちを明るくするパワーがあります。
着物を着ておでかけすることで、気持ちをリフレッシュさせて、自分に自信をもって一日を過ごすことができます。

きものは、同じ一枚でも帯や帯締め、帯揚げ、半えりを変えると、ちがった印象になります。
春は明るい色、秋は深みのある色など、季節に合わせて選ぶのも楽しみの一つです。
洋服では少し勇気がいる色や柄でも、きものなら自然に取り入れやすく、自分らしい装いができます。
後ろ姿や帯結びまで含めて楽しめるのも、洋服とはちがうところです。
柄の組み合わせでおしゃれを楽しめることや、伝統的な雰囲気の場所でよく映えることが、きものの魅力の一つです。

きものを着ていると、お店の方や道ですれちがった方から「すてきですね」と声をかけてもらうことがあります。
その一言がきっかけで、今まで話したことのない方とも会話が始まります。
「きものを着ていると、いろんな方を会話できるし、みんな親切にしてくれるの」
「洋服で街を歩いているときと全然違うのよ。中身はおんなじなのにね」
普段からきものを着て過ごされるお客さまからは、こんなことをよく教えていただきます。
また、ぶらりおでかけ日和に同行したスタッフからも
「他の方から、着物が素敵だと声をかけられて、みなさんとても嬉しそうだったよ」
「おでかけ先で同じく着物好きの方と出会って、会話が弾んだよ」
と嬉しい報告を受けることもあります。
きもの仲間ができれば、帯の合わせ方や季節の着こなしについて話す時間も増えます。
年齢がちがっても、同じきものが好きというだけで話しやすくなるのも、うれしいところです。
実際に着付け・着方教室に通われる方へのアンケートでは、年齢を問わず、「きものが好き」という共通点で交流ができることが、紀久屋の無料着付け・着方教室のいいところというご意見をいただいております。
▼実際に着付け教室に通うお客さまの声は こちら▼
人とのつながりが広がることは、きものならではの大きな魅力です。
親子や姉妹で一緒に出かければ、思い出もふえていきます。

いつも行くお店でも、きもので出かけると見える景色が少し変わります。
ランチはゆっくり味わいたくなり、庭園や古い街並みでは、まるで景色の中に入ったような気分になります。
写真を撮る場所や立ち方を考えるのも、きものの日ならではです。
お花見、初詣、美術館、観劇、ホテルでのお茶など、行き先はむずかしく考えなくて大丈夫です。
きものを着ることそのものが、お出かけの目的になり、何げない一日が心に残る思い出になります。
きものは、着付けを覚えたら終わりではありません。
実際にきものを着て出かけることで、少しずつできることが増え、知りたいことも広がります。年齢を重ねても続けやすく、毎日の楽しみを増やしてくれる趣味になります。

教室で着られるようになっても、最初のお出かけは少し心配かもしれません。
けれど、歩く、座る、食事をするという経験を重ねると、どこを少し直せば楽に過ごせるかが分かってきます。
着くずれたときの直し方や、雨の日の準備も少しずつ身につきます。
「前より早く着られた」「今日は一日きれいに着られた」という小さな成功が、自信につながります。
出かける予定があると、着付けの練習にもはっきりした目標ができます。
教室で習ったことが、外で使える力に変わっていきます。

きものを着るようになると、
「この柄はどの季節に合うのかな」
「この布はどうやって染めたのかな」
と、自然に知りたいことが増えていきます。
染めや織り、職人さんの仕事、日本の行事や昔からの習わしも、ぐっと身近になります。
決まりを全部覚えてから着る必要はありません。
分からないことを一つずつ知りながら、自分の好きな着方を見つけていけば大丈夫です。
家族から受けついだきものを着ることも、思い出と文化を次へつなぐ大切な機会になります。
昔の品が、今の自分のおしゃれとしてよみがえります。

きものを着られるようになると、出かけたい場所が増えていきます。
季節の花を見に行く、少しよいランチを食べる、気になる展示を見る。
今までなら通りすぎていた場所も、「ここはきものが似合いそう」と、新しい目で見られるようになります。
帯や小物を考える時間も、お出かけの一部です。
次の予定があることで、日々の生活に小さな楽しみが生まれます。
きものは、ただ着る服ではなく、行動するきっかけをくれる趣味になっていきます。
長く続けるほど、自分らしい楽しみ方も見つかります。

「着られるようになっても、一人で出かけるのは不安」
「どこへ着て行けばよいか分からない」
そんな方におすすめなのが、紀久屋の着物でお出かけ会「ぶらりおでかけ日和」です。
きものを着る目的ができ、同じ思いを持つ方と一緒に、食事や体験を楽しめます。行き先を一から考える必要がないため、「何をしたらよいか分からない」という方にもぴったりです。
着付けを習った後の目標として参加すると、練習を続ける力にもなります。

初めての集まりに参加するときは、だれでも緊張します。
知っている人がいないと、「うまく話せるかな」と心配になるかもしれません。
ぶらりおでかけ日和では、きものが好き、着て出かけてみたいという共通点があるため、自然に会話が始まります。
参加された方からは、次のような声もありました。
「初参加で緊張したけど、こんなに楽しいならもっと早くから参加すればよかった」
最初の一回をこえると、次のお出かけがぐっと楽しみになります。
スタッフも一緒なので、困ったときに相談しやすいのも安心です。

行ってみたい場所があっても、道順や食事のお店を調べ、きもので出かける準備まで一人でするのは大変です。
ぶらりおでかけ日和なら、行き先が決まっているので参加しやすく、
「自分では行けない場所だから、連れて行ってもらえてうれしい」という声もあります。
食事だけでなく、ふだんはなかなかできない体験が計画されることもあります。
ランチ会といったカジュアルなおでかけをはじめに、伝統芸能の鑑賞や、美術館での美術鑑賞、帯留作りなどの体験など、毎月様々なおでかけ日和を開催しています。
「なかなかできない体験ができてよかった」という言葉からも、お出かけの中身そのものを楽しんでいただけたことが伝わります。
自分で全部を決めなくてよいので、気持ちにもゆとりが生まれます。
きものが好きでも、ふだんの生活では、きものについて話せる相手が少ないことがあります。
ぶらりおでかけ日和では、
「同じ趣味の方としゃべれるから楽しい」
「きものについての話ができる」
という声が寄せられています。
ほかの方のきものや帯、小物の合わせ方を見ることも、よい学びになります。
「ほかの方が着ているきものを見るのが楽しみ」という方もいます。
答えを競う場ではなく、おたがいの装いを見ながら、好きなものを分かち合える時間です。
次のコーディネートのヒントも自然に見つかります。
「ランチがとてもおいしかったです。また行きたいです」
「ちがうものを、また食べに来たい」
「いろいろな着物が見られてよかった」
参加された方の声はさまざまです。
お店の方に「きもの姿で店内が明るくなってうれしい」と喜ばれたり、周りの方にほめられたりすることもあります。
そして多く聞かれるのが、「また、ぶらりおでかけ日和に参加したい」という言葉です。
一度のお出かけが、次の楽しみや新しい友だちにつながっていきます。
ほめてもらった経験は、「また着よう」という自信にもなります。

きもので出かけるために、最初から上手に着られる必要はありません。
必要なのは、「一度やってみよう」という小さな気持ちです。
紀久屋では、きものに興味がある方が気軽に始められる無料着付け・着方教室を行っています。
着付けを覚えることと、実際に着て出かけること。その二つがつながると、きものは「いつか着たいもの」から「今楽しめるもの」へ変わります。

着付けを人にお願いする方法もありますが、自分で着られるようになると、「今度のランチに着て行こう」「週末にきもので出かけよう」と思ったときに動きやすくなります。
最初は手順が分からなくても、一つずつ練習すれば大丈夫です。
自分で帯まで結べたときの達成感は、きものの大きな楽しみの一つです。
無料教室なら、始める前の不安も相談しながら進められます。
まずは一回、きものに袖を通すところから始めてみませんか。
分からないことをそのままにせず、目の前で聞けることも教室のよさです。
きものの魅力は、たんすにしまっているだけでは分かりません。
着て、歩いて、人と話して、おいしいものを食べることで、少しずつ自分の楽しみになっていきます。
紀久屋の無料着付け教室で着方を覚えたら、次は「ぶらりおでかけ日和」で外へ出てみましょう。
きものを着ると、気分が変わり、おしゃれの幅が広がります。新しい会話が生まれ、いつもの一日が少し特別になります。
「もっと早く参加すればよかった」