このページを編集する

無料きもの着付教室|岡山・倉敷・津山・四万十市・高知の着物専門店、紀久屋

 2023年8月  

SunMonTueWedThuFriSat
12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031

紀久屋スタッフブログ

実はお太鼓結びは新しい結び方だった!?
2023年08月13日
現代で着物を着る時には、お太鼓結びをするのが主流となっています。
半幅帯などを使っての飾り結びは遊びの時だけ、ちょっとお出かけする時だけにするものという印象ですよね。
今でこそ着物といえばこの結び方!となっていますが、実はその歴史は意外にも浅かったのです。
結び方の名前の由来は?昔はどんな結び方だったの?など、
お太鼓結びについて解説していきます。

☆★無料着付け教室ご予約はこちら★☆

お太鼓結びの由来とその歴史


着物には長い長い歴史がありますが、お太鼓結びが出来たのは江戸時代の後期でした。
江戸の太鼓橋が完成記念のイベントで広まりました。
普段は長く下ろしていた帯の下部分を、紐を使って帯結びと一緒に束ねるように結んでいたのです。
その結び方をして太鼓橋を渡ったため、「お太鼓結び」と名付けられたそうです。
帯の形の見た目もお太鼓橋に似ているから名付けられたという説もあるようです。

ですが、この結び方がすぐに流行したわけではありません。
明治時代になってからやっとたくさんの人たちに流行したそうです。
着物が普段着だった時代とはいえ、正式な結び方ができたのはとっても遅かったのです。

_D4S0052.jpg

昔はどんな帯結びをしていたの?


なんと、昔は帯を使っていなかったのです!
「え、じゃあどうやって着ていたの?」と疑問に思い、よく調べてみました。
昔は帯の代わりに紐を使って着ました。
現代の帯の部分にも紐でかんたんに結んだものを使っていました。
なので、帯結び自体が広まっていなかったそうです。

江戸時代になり、紐ではなく現代の帯と同じように幅が広くなりました。
ですが、最初の方は帯締めと帯揚げは使っていませんでした。
帯結びの見た目も今とは異なり、ボリュームがなく飾るものでなく折り畳んだようなシンプルなものでした。
そこからだんだんと飾り結びのバリエーションが増えてきたそうです。
帯の端をだらりと下に下ろしたスタイルが流行しました。
そんな中で、すっきりとした見た目と、帯枕で立体的なボリュームを出したお太鼓結びが完成し、流行しました。

2111rurutoharuobijime.jpg

どうやって帯結びをするの?


現代では楽に結べる道具が出ていたり、結びやすいように軽い帯が作られたりと、
簡単に着られるような工夫がされていることが多いです。
紀久屋岡山本店では、道具を使って簡単に結べる前結び教室と、腰紐や帯枕を使った伝統的な後ろ結びの2種類の着付け教室があります。
紀久屋倉敷店津山店四万十店高知教室では、後ろ結び教室を開催しています。

前結びでは、前結び用の前板やゴムなどを使用します。
体の前で結んでいくため、形が見やすく整えやすいです。
後ろ結びでは体の後ろで結ぶ昔から変わらない帯結び方法です。
ぜひ自分に合った方法で試してみてくださいね。

249056.jpg

紀久屋の着付け教室は入会金も年会費も授業料も...0円!!!
何回通っても無料なのです!
ゆっくりと自分のペースですすめられるから安心です。
前結びか後ろ結びで迷ったら、どちらもちょっと体験してみることをおすすめしています。
人によってやりやすい方法は異なります。
両方試してみてから、本格的に入会していただいてもOKです。
これからだんだんと涼しくなっていくこの季節。
着物の着付けを新しく始めてみませんか?

着物や着付けに必要な物の無料貸し出しも承っております。
お早めにお店にご連絡くださいね。
ご参加お待ちしております。

☆★無料着付け教室ご予約はこちら★☆

◆お電話でのお問い合わせ◆
(定休日:毎週火曜日 営業時間:10:00〜19:00)

岡山本店:086-232-7766
倉敷店:086-422-2100
津山店:0868-32-5298
四万十店:0880-31-2150