紀久屋スタッフブログ
2022年10月24日
着物にはたくさんの種類があります。
皆様がよく耳にするのは、振袖・訪問着・留袖などではないでしょうか?
振袖は成人式で着る、未婚女性の第一礼装です。
次に、訪問着と聞いてどんな着物なのか、いつ着るものなのか思い浮かびますか?
私自身も入社した当初はどれがどの着物か区別がつきませんでした...笑
今回は着物の種類でもよく耳にする、訪問着について解説します!
着物は反物の状態でお店に並んでいることが多いです。
ですが、訪問着と振袖は仮仕立てしてから並んでいます。ゆるーく糸で簡単に着物の形になっているので、羽織ってみるのも楽です。
仮仕立てしてある理由は、訪問着や振袖には絵羽模様が使われるからなんです!
絵羽模様(えばもよう)は、袖付や見頃の縫い合わせの部分(布同士が縫われている部分)にも柄が続くように染められた柄のことです。
こちらのお母様の訪問着を見てみると、柄が流れるように繋がっていることが分かりますね。
これが絵羽模様と言われています。
白生地の段階で仮仕立てをし、そこでどう染めるか大まかに下絵を描きます。
仮仕立てを一度ほどき、反物の状態に戻して下絵を元に色柄を染めていきます。
染められたら再度仮仕立てをしてお店に並びます。
お仕立てする時は着る人の体型に合わせて、絵羽模様の部分を合わせて仕立てをしていきます。
先程の画像のお嬢様の振袖を見てみても、絵羽模様なのが確認できますね。
振袖は袖の振りの長さがあるため、袖を広げると全て繋がっているんです。
とっても華やかですよね♪
着物には「格」というものがあります。
↓ 詳しくはこちらでも解説していますのでご覧ください。
[着物の「格」ってなに?]
訪問着は準礼装にあたります。洋服でいえばフォーマルスーツと同じ格になります。
なので、七五三や入学式などの式典で着る着物となります。
普通にちょっとお出かけをするのに、わざわざフォーマルスーツは着ませんよね。
そんなお出かけの時は訪問着ではなく、紬や絣などの着物を着ます。
最近ではお嬢様の成人式の前撮りで、お母様が訪問着や留袖を着られることが多いです。
「訪問着を着る予定ができたけど、帯や草履バッグはどれを使うんだろう?」という方!
フォーマルの着物とカジュアルの着物では、小物選びも違ってくるので注意が必要です。
訪問着では、袋帯で二重太鼓結びをします。
フォーマル→袋帯 カジュアル→名古屋帯 となります。
ちなみに名古屋帯の場合は長さが違うため、一重太鼓結びをします。
帯締めや帯揚げ、草履バッグにもフォーマル用とカジュアル用があります。
草履バッグは金や銀などの白っぽい色で、帯地のものを使います。
また、バッグにも取手が付いたものやクラッチバッグなど様々なものがあります。
自分の好みや使いやすさで決めます◎
洋服とは違って訪問着の色柄というものは流行もなく、年齢も問わないため幅広く着ていただける着物です。
嫁入り道具としてお家に着物があるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
タンスに眠っている着物があれば、たくさん着てあげてくださいね。
紀久屋の無料着付け教室では、このような着物に関する知識も学べます!
岡山本店・倉敷店・津山店・四万十店・高知教室にて開催しております。
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着物に関するお悩みや、お手入れなどのご相談も紀久屋におまかせください!
「これが家にあったんだけど、これはいつ着る着物なの...?」というお悩みなど解決します(^ ^)
お気軽にお問い合わせくださいね♪
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(定休日:毎週火曜日 営業時間:10:00〜19:00)
岡山本店:086-232-7766
倉敷店:086-422-2100
津山店:0868-32-5298
四万十店:0880-31-2150
皆様がよく耳にするのは、振袖・訪問着・留袖などではないでしょうか?
振袖は成人式で着る、未婚女性の第一礼装です。
次に、訪問着と聞いてどんな着物なのか、いつ着るものなのか思い浮かびますか?
私自身も入社した当初はどれがどの着物か区別がつきませんでした...笑
今回は着物の種類でもよく耳にする、訪問着について解説します!
見分け方は?
着物は反物の状態でお店に並んでいることが多いです。
ですが、訪問着と振袖は仮仕立てしてから並んでいます。ゆるーく糸で簡単に着物の形になっているので、羽織ってみるのも楽です。
仮仕立てしてある理由は、訪問着や振袖には絵羽模様が使われるからなんです!
絵羽模様って?
絵羽模様(えばもよう)は、袖付や見頃の縫い合わせの部分(布同士が縫われている部分)にも柄が続くように染められた柄のことです。
こちらのお母様の訪問着を見てみると、柄が流れるように繋がっていることが分かりますね。
これが絵羽模様と言われています。
白生地の段階で仮仕立てをし、そこでどう染めるか大まかに下絵を描きます。
仮仕立てを一度ほどき、反物の状態に戻して下絵を元に色柄を染めていきます。
染められたら再度仮仕立てをしてお店に並びます。
お仕立てする時は着る人の体型に合わせて、絵羽模様の部分を合わせて仕立てをしていきます。
先程の画像のお嬢様の振袖を見てみても、絵羽模様なのが確認できますね。
振袖は袖の振りの長さがあるため、袖を広げると全て繋がっているんです。
とっても華やかですよね♪
訪問着はいつ着るもの?
着物には「格」というものがあります。
↓ 詳しくはこちらでも解説していますのでご覧ください。
[着物の「格」ってなに?]
訪問着は準礼装にあたります。洋服でいえばフォーマルスーツと同じ格になります。
なので、七五三や入学式などの式典で着る着物となります。
普通にちょっとお出かけをするのに、わざわざフォーマルスーツは着ませんよね。
そんなお出かけの時は訪問着ではなく、紬や絣などの着物を着ます。
最近ではお嬢様の成人式の前撮りで、お母様が訪問着や留袖を着られることが多いです。
訪問着を着る時のコーディネートは?
「訪問着を着る予定ができたけど、帯や草履バッグはどれを使うんだろう?」という方!
フォーマルの着物とカジュアルの着物では、小物選びも違ってくるので注意が必要です。
訪問着では、袋帯で二重太鼓結びをします。
フォーマル→袋帯 カジュアル→名古屋帯 となります。
ちなみに名古屋帯の場合は長さが違うため、一重太鼓結びをします。
帯締めや帯揚げ、草履バッグにもフォーマル用とカジュアル用があります。
草履バッグは金や銀などの白っぽい色で、帯地のものを使います。
また、バッグにも取手が付いたものやクラッチバッグなど様々なものがあります。
自分の好みや使いやすさで決めます◎
洋服とは違って訪問着の色柄というものは流行もなく、年齢も問わないため幅広く着ていただける着物です。
嫁入り道具としてお家に着物があるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
タンスに眠っている着物があれば、たくさん着てあげてくださいね。
紀久屋の無料着付け教室では、このような着物に関する知識も学べます!
岡山本店・倉敷店・津山店・四万十店・高知教室にて開催しております。
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着物に関するお悩みや、お手入れなどのご相談も紀久屋におまかせください!
「これが家にあったんだけど、これはいつ着る着物なの...?」というお悩みなど解決します(^ ^)
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(定休日:毎週火曜日 営業時間:10:00〜19:00)
岡山本店:086-232-7766
倉敷店:086-422-2100
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