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無料きもの着付教室|岡山・倉敷・津山・四万十市・高知の着物専門店、紀久屋

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紀久屋スタッフブログ

10月1日は「衣替え」の日
2017年09月28日
10月1日は、「衣替え」の日です。

日本には四季があり、季節によって天気や気温が変化するので、季節ごとに衣類や持ち物を替えて来ました。
特に夏冬の季節の変わり目に衣類を改めることを「衣替え」といいます。
一般的に制服などの衣替えについても、6月1日と10月1日が「衣替え」の日となっていますが、
これには、古来からの風習や衣類の歴史が大きく関わっています。

始まりとしては、中国の宮廷で、旧暦の4月1日と10月1日に夏服と冬服を入れ替えていたことから始まった習慣だそうで、
日本へは平安時代頃に伝わり、室町時代から江戸時代にかけて、四季に合わせて式服を替える習慣が定着しました。

和服では、この衣替えのしきたりが今も重要視されています。
着物には袷(あわせ)、単衣(ひとえ)、薄物(うすもの)などがありますが、これらは着る時期が決められています。

◆袷(あわせ)…10月から冬を過ぎて5月末まで着られる、裏地のついた着物。一番長い期間着られる着物なので、譲り受けるものや、お手持ちのものに多い種類。
◆単衣(ひとえ)…6月と9月に着る着物。袷の着物と違うところは、裏地がついていないところ。
◆薄物(うすもの)…真夏の7,8月に着る、透けるような生地が特徴の着物。

時期によって、着る着物はもちろん、中に着る長襦袢や帯〆や帯揚げなどの小物まで変えていきます。
四季など、その時その時を大切にしてきた日本人にとって着物の衣替えは大切なマナーなのです。

しかし、最近では温暖化の影響もあり、6月頃から真夏日のような気温だったり、残暑が長引いたりもしばしばです。
そのため、正式な場以外は体感や気候に合わせて調整することが増えてきました。
衿は暦通りで、下着を自由にして調整されている方など、皆様色々な工夫をされながら、着物を楽しまれています。

それでも、
どこまで自由にしていいものか、TPOに合わせた季節の変わり目のコーディネートは難しいですよね。
この時期は、そのようなご相談をいただくことも多いです。

そんな時は、紀久屋に是非ともご相談にいらしてください。

紀久屋では各店舗に「たんすコンシェルジュ」という着物に詳しいスタッフが複数在籍しております。
着物のマナーからコーディネート、着物についてのあれこれをなんでもご相談いただけます。
もちろん、お金をいただくことは一切ございません。

紀久屋は、「着物を着たい」「楽しみたい方」が本当に着物を楽しめる環境を目指しております。
着物のことはお気軽にお問い合わせ、お立ち寄りくださいませ。


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