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無料きもの着付教室|岡山・倉敷・津山・四万十市・高知の着物専門店、紀久屋

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紀久屋スタッフブログ

水を弾く着物のガード加工
2023年12月07日
先日のブログではタンスの中をチェックしてみよう!という内容を更新しました。
シミやよごれなどがないか確認するというチェックポイントがありました。
シミができる原因は、水分を含んだよごれが繊維の奥深くまで染み込んでしまうこと。
そんなシミができる原因を取り除くことができる加工が、今回紹介するガード加工です。

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ガード加工とは


紀久屋では、着物をお仕立てする際にガード加工をしていただくことを皆様におすすめしています。
ちなみに店内に並んでいるレンタルの振袖はすべてガード加工を施したものです。
正絹の着物は雨など水に濡れてしまうと縮んでしまったり、食べこぼしなどのシミができやすい生地です。
ですがこのガード加工を施せば、着物表面に付いてしまった水を弾いてくれる撥水効果があります。
水分だけでなく、外を歩いている時のちりやほこりが生地に付くのを防いでくれる効果もあります。
最近では水を弾く効果のある服や靴もありますよね。
それが着物でもできちゃうんです!

ガード加工をした着物は見た目が変わる?


答えはずばり、加工前と変わりません
着物本体の風合いや繊細な技術は残したまま、水を弾く加工をすることができます。
着物が重たくなったり固くなるのではという心配も無用です。
美しい着物の見た目はそのままに、これから長く着ていくために美しい状態のまま受け継げられるのです。

ちなみに、長襦袢には基本的にガード加工はしません。
長襦袢の役割は汗をかいた時に着物に汗がつかないように、水分を吸収してくれるという重要な役割があります。
長襦袢にガード加工をしてしまうと水分を吸ってくれないため、
着物を着て汗をかいた時に汗まで弾いて蒸れてしまいます...
加工についてわからないことがあれば、紀久屋スタッフにおまかせくださいね。

着物がより長持ちする


シミ抜きや丸洗いといった加工を頻繁にしていたら大変ですし、費用もかかりますよね。
なにより何度もお直しをしていると、いくら長持ちする着物とはいえ生地が薄くなったりと痛む原因になってしまいます。
そこでガード加工を施しておくことで、クリーニングする頻度も減り、繊維の劣化を防ぐことができます。
ちりやほこりからも守ってくれるため、繊維がダメージを受けて変色したりすることも防げます!
水を弾いてくれるだけでなく着物本体も守ってくれる安心の技術です。

着物でお出かけする時も安心!


水を弾いてくれるので、雨の日の着物のお出かけも安心
加工をしていないと常に雨を気にして、せっかくの楽しいお出かけも台無しに...
とならないためにもガード加工をしておくことをおすすめしています。
特別な日のお出かけや、普段のちょっとしたランチなどでも気軽に着物を楽しめますよ♪
たくさんの職人さんの技術がつまった日本の伝統である着物。
より着物を長持ちさせて、普段の生活でも安心して着用できます。

紀久屋では着物のクリーニングやお仕立てなど承っております。
着物専門のお手入れだから安心♪
お困りごとやご相談などありましたら、お気軽にお近くの紀久屋へお問い合わせ・お立ち寄りくださいませ。
ご来店お待ちしております!

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