紀久屋スタッフブログ
2023年10月04日
常務と行く、一泊二日の結城ツアー!
1日目は着物を着て歌舞伎座にて歌舞伎を観劇したり、
豪華なお食事をしたりと東京を満喫することができました。
皆様の着物コーディネートもとっても素敵でしたね(*^_^*)
↓ まだ1日目を読んでいないという方はこちらからご覧ください。
[結城ツアーに行ってきました!<1日目 東京>]
☆★無料着付け教室ご予約はこちら★☆
さて、日は代わり2日目となりました。
朝東京駅を出発し、新幹線で栃木県の小山駅へ向かいました。
小山駅は栃木県にありますが、茨城県結城市のすぐお隣にある場所です。
ここからバスに乗って工房へと移動します。
この日は外山織物さん、奥順さんの工房へ見学に行きました。
着物ができる前の反物を作る工程について、丁寧に教えてくださいました。
実践している様子も見学させていただきました。
外にはたくさんのながーい反物が!
この日もとっても良い天気でした(^ ^)
結城紬は蚕が作ってくれる真綿から作られています。
真綿は触れているだけでじんわりと暖かくなるという保温性があります。
また、とっても軽いので着物に仕立てても軽く着やすいのが特徴です。
実は、真綿から糸を作るためには必ず人間の手が必要なのです。
真綿から繊維を少しずつ取り出し、一定の細さになるように紡いでいきます。
糸つむぎを体験してみましたが、これがなかなか難しい作業なんです...
途中でちぎれてしまわないよう、太くなりすぎないように注意しながら糸を紡いでいきます。
この作業を着物一反分もするにはかなりの集中力と技術が必要です。
実際に体験してみると、結城紬に使われている糸は機械ではなく、すべて人の手で作られているということが分かりました。
次に、機織り体験もさせていただきました。
結城紬を織るには、地機(じばた)という織り機を使用します。
↓こちらが地機です。
地機では経糸が固定されておらず、腰に当てたベルトと足が活躍します。
織る人が体を少し反らせて足についている紐を引くことで経糸がピンと張ります。
ここでまずトントンと糸目を揃えます。
そして次は腰と足をゆるめて緯糸を通して、また体を反らせて糸を張って...
この繰り返しをすることにより、反物が出来上がっていきます。
体験してみるとわかるのですが、一回緯糸を通すだけの作業でも手・足・腰や背中と、
全身を使って織らないといけないのです...!
さらに、結城紬は紬という名前ですので、反物に柄を描くのではなく、織によって柄を出します。
糸が完成した時点で絣(かすり)という点を糸に染めていきます。
そして地機で織る時に経糸と緯糸の点と点をぴったりと合わせて織っていきます。
もうこれは体だけでなく頭も使います...笑
教えていただきながら織ってみましたが、糸つむぎに続いてこちらも難しい作業。
苦戦しながらも織ることができました。
最後は実際に結城紬の反物や着物をたくさん見せていただきました。
試しに羽織ってみるととても軽く、だんだんと暖かくなってくるのが分かります。
着物の原材料、真綿から糸を紡いで柄をつけて地機で織る...
反物になったら着物の形にお仕立てするなど、ひとつの着物にはたくさんの人の手が加えられていることが分かりました。
工房を見学させていただいたことで着物についてまた知識がぐっと増えて、より着物が好きになりました(^ ^)
とっても貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました!
つむぎの館
茨城県結城市結城12−2
着物の知識がたっぷり頭に入ったところで、ちょうどお昼に♪
お昼は同じく結城市にあるイル・ガッティーノにてイタリアンランチをいただきました。
あたたかみのある店内にて、先程の工房の話を振り返ったりと楽しいランチタイムとなりました。
イル・ガッティーノ
茨城県結城市鹿窪1011
小山駅を出て、再び東京駅へと戻ってきました。
東京駅にてお土産を買う時間です♪
東京にはたくさんのお土産があるので、迷っちゃいますよね...!
お土産をgetしたところで、新幹線に乗って岡山駅まで帰りました。
2日目は工房見学にて糸つむぎ体験をしたり、
地機で実際に反物を織ってみたりと着物好きさんにはたまらない充実した1日となりました。
東京のお土産も買えて大満足です!
旅行が終わった後もお客様から感想をたくさんいただきました。
楽しんでいただけてスタッフも嬉しいです❤︎
ご参加いただきありがとうございました。
また一緒に旅行にいけることを楽しみにしています。
以上、常務と行く結城ツアーレポートでした!
読んでくださってありがとうございます(^ ^)/
紀久屋岡山本店・倉敷店・津山店・四万十店・高知教室にて、無料着付け教室を開催しております。
初めての方も気軽に始めやすい教室です!
体験・見学のみも大歓迎です。
詳しくは過去のブログもご覧ください(^ ^)
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◆お電話でのお問い合わせ◆
(定休日:毎週火曜日 営業時間:10:00〜19:00)
岡山本店:086-232-7766
倉敷店:086-422-2100
津山店:0868-32-5298
四万十店:0880-31-2150
1日目は着物を着て歌舞伎座にて歌舞伎を観劇したり、
豪華なお食事をしたりと東京を満喫することができました。
皆様の着物コーディネートもとっても素敵でしたね(*^_^*)
↓ まだ1日目を読んでいないという方はこちらからご覧ください。
[結城ツアーに行ってきました!<1日目 東京>]
☆★無料着付け教室ご予約はこちら★☆
工房見学へ
さて、日は代わり2日目となりました。
朝東京駅を出発し、新幹線で栃木県の小山駅へ向かいました。
小山駅は栃木県にありますが、茨城県結城市のすぐお隣にある場所です。
ここからバスに乗って工房へと移動します。
この日は外山織物さん、奥順さんの工房へ見学に行きました。
着物ができる前の反物を作る工程について、丁寧に教えてくださいました。
実践している様子も見学させていただきました。
外にはたくさんのながーい反物が!
この日もとっても良い天気でした(^ ^)
糸つむぎ
結城紬は蚕が作ってくれる真綿から作られています。
真綿は触れているだけでじんわりと暖かくなるという保温性があります。
また、とっても軽いので着物に仕立てても軽く着やすいのが特徴です。
実は、真綿から糸を作るためには必ず人間の手が必要なのです。
真綿から繊維を少しずつ取り出し、一定の細さになるように紡いでいきます。
糸つむぎを体験してみましたが、これがなかなか難しい作業なんです...
途中でちぎれてしまわないよう、太くなりすぎないように注意しながら糸を紡いでいきます。
この作業を着物一反分もするにはかなりの集中力と技術が必要です。
実際に体験してみると、結城紬に使われている糸は機械ではなく、すべて人の手で作られているということが分かりました。
地機で機織り
次に、機織り体験もさせていただきました。
結城紬を織るには、地機(じばた)という織り機を使用します。
↓こちらが地機です。
地機では経糸が固定されておらず、腰に当てたベルトと足が活躍します。
織る人が体を少し反らせて足についている紐を引くことで経糸がピンと張ります。
ここでまずトントンと糸目を揃えます。
そして次は腰と足をゆるめて緯糸を通して、また体を反らせて糸を張って...
この繰り返しをすることにより、反物が出来上がっていきます。
体験してみるとわかるのですが、一回緯糸を通すだけの作業でも手・足・腰や背中と、
全身を使って織らないといけないのです...!
さらに、結城紬は紬という名前ですので、反物に柄を描くのではなく、織によって柄を出します。
糸が完成した時点で絣(かすり)という点を糸に染めていきます。
そして地機で織る時に経糸と緯糸の点と点をぴったりと合わせて織っていきます。
もうこれは体だけでなく頭も使います...笑
教えていただきながら織ってみましたが、糸つむぎに続いてこちらも難しい作業。
苦戦しながらも織ることができました。
最後は実際に結城紬の反物や着物をたくさん見せていただきました。
試しに羽織ってみるととても軽く、だんだんと暖かくなってくるのが分かります。
着物の原材料、真綿から糸を紡いで柄をつけて地機で織る...
反物になったら着物の形にお仕立てするなど、ひとつの着物にはたくさんの人の手が加えられていることが分かりました。
工房を見学させていただいたことで着物についてまた知識がぐっと増えて、より着物が好きになりました(^ ^)
とっても貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました!
つむぎの館
茨城県結城市結城12−2
ランチ
着物の知識がたっぷり頭に入ったところで、ちょうどお昼に♪
お昼は同じく結城市にあるイル・ガッティーノにてイタリアンランチをいただきました。
あたたかみのある店内にて、先程の工房の話を振り返ったりと楽しいランチタイムとなりました。
イル・ガッティーノ
茨城県結城市鹿窪1011
小山駅を出て、再び東京駅へと戻ってきました。
東京駅にてお土産を買う時間です♪
東京にはたくさんのお土産があるので、迷っちゃいますよね...!
お土産をgetしたところで、新幹線に乗って岡山駅まで帰りました。
まとめ
2日目は工房見学にて糸つむぎ体験をしたり、
地機で実際に反物を織ってみたりと着物好きさんにはたまらない充実した1日となりました。
東京のお土産も買えて大満足です!
旅行が終わった後もお客様から感想をたくさんいただきました。
楽しんでいただけてスタッフも嬉しいです❤︎
ご参加いただきありがとうございました。
また一緒に旅行にいけることを楽しみにしています。
以上、常務と行く結城ツアーレポートでした!
読んでくださってありがとうございます(^ ^)/
紀久屋岡山本店・倉敷店・津山店・四万十店・高知教室にて、無料着付け教室を開催しております。
初めての方も気軽に始めやすい教室です!
体験・見学のみも大歓迎です。
詳しくは過去のブログもご覧ください(^ ^)
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(定休日:毎週火曜日 営業時間:10:00〜19:00)
岡山本店:086-232-7766
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