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無料きもの着付教室|岡山・倉敷・津山・四万十市・高知の着物専門店、紀久屋

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紀久屋スタッフブログ

和装小物、どれを洗ったらいいの?
2022年11月02日
紅葉も徐々に始まり、着物でお出かけしたくなる季節がやって来ました。
羽織やコートなどで新しいコーディネートも楽しめますね。
着物を着た後、まずは1日陰干しをしてから丸洗いに出すなど、
着物専門のクリーニングをしていただくように店頭でもお客様におすすめをしています。
そこでよくお客様に聞かれるのがこちらの質問。

「和装小物はそのままでいいの?」
「普通に洗濯機で洗って大丈夫?」

小物はお家でお手入れができるんです!
ですが、物によってお手入れ方法が違うため注意が必要です。
こちらで一つずつ解説していきます。

帯締め・帯揚げ


洗濯×
こちらは2つとも洗わず、着物と同様に陰干しをして湿気を飛ばします。
帯揚げのシワも伸ばしてくれるので、1日中干しておきましょう。

足袋


洗濯
足袋はネットに入れて、洗濯機の手洗いモードに設定して洗濯をします。
1番よごれてしまいやすい小物なので、早めに洗います。
足袋は靴下と同じく消耗品です。よごれてきたら新しい物に買い替えましょう。

★コハゼ(かかと部分にある足袋をとめる金具)がついている場合は、
 ネットなどに引っかかることがあるので、すべてとめてから洗濯します。

和装肌着


洗濯
和装肌着は紐の部分が傷まないように、裏返してからネットに入れます。
足袋と同じように手洗いモードで洗濯をします。
肌着はシワになりやすいので、脱水後は手で簡単にシワを伸ばしてから干します。
しまう時も丁寧に折り畳んで、次に着る時にシワが少なくなるようにしましょう。

腰紐


洗濯
腰紐は陰干しでも大丈夫ですが、かなり汗をかいていたり、
しばらく使う機会がなければ洗っておくと安心です。
こちらもネットに入れて手洗いモードで洗濯します。

伊達締め


洗濯×
こちらは洗濯すると縮んでしまう素材のため、洗うことができません。
洗わずに、日の当たらない風通しの良い場所で陰干しをして湿気を飛ばします。

草履


洗濯×
もちろん、洗濯は絶対ダメです!笑
まず、表面に付いてしまった砂埃をティッシュで拭きます。
草履は脱いですぐには箱に入れず、日の当たらない場所に置いて乾燥させます。

★保管する時はビニール袋に入れないように注意!
 草履の素材によっては表面がベタベタとしてしまうことがあります。

生地によっては水がかかっただけで縮んでしまう場合もあるので、
洗濯タグがついている時はその表示をよく見てお手入れをしましょう。
和装小物も長く使っていけるように、着た後は着物同様きちんとお手入れをしてからしまいます◎

紀久屋では着物専門のクリーニングを承っております!
丸洗いだけでなくシミ抜きや袖丈の直しなども承っております。
お手入れがお安くなる催事「洗いキャンペーン」も年に2回ほど開催しています。
着物に関するお悩みがあればお気軽にお問い合わせくださいね。

◆お電話でのお問い合わせ◆
(定休日:毎週火曜日 営業時間:10:00〜19:00)

岡山本店:086-232-7766
倉敷店:086-422-2100
津山店:0868-32-5298
四万十店:0880-31-2150