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無料きもの着付教室|岡山・倉敷・津山・四万十市・高知の着物専門店、紀久屋

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紀久屋スタッフブログ

爽やかな秋晴れの日、行楽日和。
2018年11月10日
よく“秋晴れ”とは言いますが、春や夏にはないのに、なぜ秋だけあるのでしょう。
そんな疑問を抱いたことはありませんか?
思わず気になったので調べてみたのですが、“秋晴れ”とは雲ひとつない晴天のことで、
秋だけ特別そう呼ぶのは、やはり他の季節の晴れや晴天の時とイメージが違うからだそう。
秋晴れをもたらすのは秋の移動性高気圧で、
日本上空を乾燥した空気で覆うため、空が一層澄んで見えます。
また、秋は夏と比べて陽射しが弱まり、湿度も低いため、
空気まで澄んで、それもすがすがしい心地にさせる理由のひとつ。
この爽やかな気候こそが“秋晴れ”なんですって。

この時季は本当に過ごしやすいですよね。
もともと歩くのが好きなのですが、いつもに増していつまでも歩けてしまうような気持ちになります。
最近歩いていると、街の街路樹も赤く色づき始め、紅葉も見頃を迎えているのを感じます。

岡山でも色々なところで見頃を迎え、ライトアップやイベントを行っているのですが、
昨日、岡山店では地元ニュースでもたくさん取り上げられていた旧閑谷学校へ紅葉狩りに行ってきました!
IMG_4791.JPG
このようなイベントは、以前にも何度かお伝えしたことのある
紀久屋の「着物を着て遊ぼう会」というもの。
着物を着ておいしいランチをいただいたり、いろいろな体験をしに行ったりと、
着物を着る楽しさをより感じてもらう企画をいろいろと開催しています。

昨日は旧閑谷学校への紅葉狩りがメインだったのですが、
その前に、和気にある「徳永こいのぼり」にてお店を見学させていただきました。
IMG_3279.JPG最近の鯉のぼりはいろんなタイプのものがあるんだな〜と、
なかなか訪ねる機会がないのでとても新鮮でした。
IMG_3284.JPGこういう時の話題はやっぱりお子様やお孫様のお話。
懐かしくなったり、未来のことを想像してみたりと、皆様お話しが弾んでいらっしゃいました。

さて、そのあとは皆様だけでなく、スッタフも楽しみにしていた紅葉狩りへ。
IMG_4889.JPG…すごく綺麗!本当にベストシーズンでした。
昨日は、“秋晴れ”という感じの天気ではなかったのですが、
曇り空と鮮やかに色づいた楷の木のコントラストが、それはそれは美しかったです!
皆様も「わぁ〜、綺麗!!」と、思わず声をこぼしてしまうほど。

山吹色から橙色へのグラデーションにスタッフも心奪われしばし見とれた後は、
IMG_3365.JPG楽しく賑やかに写真タイム。
IMG_3295.JPG美しいものを見ることは心が浄化されるような、気持ちが穏やかで豊かになりますね。
IMG_3333.JPG
紅葉を堪能した後、美味しいランチでお腹も満たしましょう!と、
備前市吉永にある「レマーニ」へ。
IMG_4762.JPGレマーニは、その建物と雰囲気が素敵なので、
紀久屋の前撮りロケ撮影会でもお世話になったことがあるのですが、
お食事をいただくのは今回が初めて。
IMG_4844.JPG結婚式などでも利用されることがあり、お味もさることながらレストラン内の雰囲気も素敵でした。
IMG_4749.JPG
ペンションもあり宿泊も可能なのですが、あまりの雰囲気の良さに
思わず宿泊を仮押さえされたお客様もいらっしゃいました。
そこまで楽しんでいただけたのなら、スタッフも感無量!
お客様だけでなくスタッフまで大満足な備前•和気コトリップになりました!

旧閑谷学校は2015年に日本遺産として登録されており、さらに注目を集めました。
講堂が国宝であったりとその史跡も素晴らしいので、今回は史跡見学もしたのですが、
IMG_3341.JPG歴史のある建物には、建てた職人の技術、そこで学んできたたくさんの人の気持ち、
歴史も含めきちんとのこしていこうとする人々の努力…、
いろいろな想いが詰まっているなと改めて思いました。
IMG_3353.JPGこの気持ちと同じようなことを、着物にも感じることがしばしば。
この一枚を作り上げた職人がいて、それを贈った人の気持ちがあって、
大切に着て、それをまた誰かへ残して譲り渡す…素敵なループですよね。
着物にもそれだけ歴史があるのだなと気づかされるのと同時に、
そんな着物に関われていること、とても誇りに思います。
歴史あるものにふれると、思わずいろんなことに思い巡らせてしまうんですよね…。
思い返せば、この日は、同行したフタッフも譲り受けた着物を着ていました。

そして、お客様の中にもこんな方がいらっしゃいました。
着物を着て遊ぼう会によく参加してくださっているNさん(仮名)。
普段、温かみのある色や淡い色を好まれるNさんが、
今日は大島紬をお召しになっていたので
「少しいつもと雰囲気が違うお着物ですね」とお声かけしたところ、
「そう、これは母の着物なの」と。
Nさんによると、お母様とは少し好みが違うようで、譲り受けた着物を普段はあまりお召しにならないそう。
ただ、その大島は模様が好みだったことと、雨が降るかもしれないからと、汚れに強い大島に。
普段とは違う雰囲気でしたが、小物などのコーディネートでNさんらしく着こなされていて、とても素敵でした。
好みが違うからと言っても、やはり譲り受けた着物を皆様大切にされているんですね。

今回参加してくださったお客様は総勢15名!
皆様、ありがこうございました。
紀久屋の着物を着て遊ぼう会は紀久屋をご利用したことのない方でもご参加いただけます。
着物を着ていく場所がない、機会がない…と着物に関わりたいのに足踏みされている方も多いと思います。
是非参加して、一緒に着物を楽しみましょう♪

着物を着て遊ぼう会の詳細はコチラ