紀久屋スタッフブログ
2019年09月14日
昨日は「中秋の名月(ちゅうしゅうのめいげつ)」でしたね。
皆様はお月見されましたか?
私は今年も岡山後楽園の名月鑑賞会に行ってまいりました。
後楽園でのお月見は、毎年、普段立ち入り禁止の芝生が開放され、レジャーシートを広げてお弁当やお団子などをいただきながら、皆さん思い思いに楽しまれています。
今年は金曜の夜ということもあり、小さいお子様連れの方もたくさん。
なかにはレジャーシートの端にススキとお団子をお供えされて、大人数で楽しまれているグループも。
ススキを飾ってお月見されている様子に趣深さを感じ、とてもいいなと。
また、この日はお茶会も行われており、着物で来られている方も大勢いらっしゃいました。
昨日は午前中お天気が優れず月が見えるか心配だったのですが、午後からはお天気も持ち直し夕焼けが見えるほどに。
ただ、日が沈んでからは雲が多くなかなかお月様は顔を出してくれませんでした。
日が沈んでから1時間程経った頃…やっと雲の切れ間から優しく眩しい光がのぞき、お月様がお目見え。
後楽園内にいらっしゃった方々から思わず、「おぉ〜!!」という歓喜の声と拍手が。
皆さん同じ気持ちで月を待っていて、月とともにその時間を共有できたような気がして、私はなんだかとても嬉しい気持ちになりました。
日本人が昔から大切にしてきた行事を今もなお大切にしながら、それぞれで楽しんでいるのは素敵なことだなと、改めて思います。
そんな後楽園の名月鑑賞会では、今年も芝からほど近い延養亭(えんようてい)で、お月見に合わせて箏曲や尺八による演奏も行われ、お月見されてる皆さんを心地よい気持ちにさせてくれます。
その和楽器演奏なのですが、先日、ちょっとした偶然があったので少しお話しさせてくださいね。
中秋の名月の前日夕方、紀久屋岡山店にてお着物の洗いをだされていたお客様が洗いあがったお着物を取りに来られました。
お着物の確認をしていただく際に「お着物はよくお召しになるのですか?」とご質問したところ、「いえ、そんなに頻繁ではないのですけどね…」と。
「何かされていらっしゃるのですか?」とお伺いしたら「ちょっと尺八をしておりまして、明日後楽園で演奏するので今日着物を取りに来たのです」と。
…なんて素敵なんでしょう!
私はお月見が好きで、毎年後楽園の名月鑑賞会に行っていたため、なんという偶然!と嬉しくなりました。
しかも、去年素敵な和楽器の音色に思わず動画を撮っていたほどだったので、あまりの嬉しさに、そのお客様といろいろお話しさせていただきました。
その方が尺八を始められたきっかけや経緯をお伺いしたのですが、特に尺八がしたい!というわけではなかったそうで…
20年ほど前、何か自分の趣味を見つけたいなと思われて、地域の新聞に載っているカルチャー教室欄から、仕事終わりに行けそうだったのが尺八だったそう。
実際に教室に参加してみたら、教えてくださる先生が素敵で“また来たらいい”と言ってもらい、そこから20年…今はその先生はお亡くなりになられたそうですが、その方はその後もずっと続けられています。
その方曰く、「こういうことは一歩踏み出すかどうかなんだと思うのです」と。
「何か始めたいと思っても、20年前のその時一歩踏み出して参加していなければ、きっと全然違う人生になっていたと思うのです。」とお話ししてくださいました。
…20年を経て改めてそう思われるということは、本当に実感され、そして伝えてくださっている大切な言葉だなと感じました。
ためになるお話を伺えて、貴重な時間でしたし、純粋にお話させていただけて楽しかったです。
お話ししてくださったそのお客様には改めて感謝申し上げます。
“何か始めたい”の“何か”というところから“尺八”にたどり着いたのは、尺八の性質や和楽器の音楽性、または恩師との出会いなど、その方と何かしらの縁や相性があったかもしれません。
20年も続けられていらっしゃるのですから、きっと何か要因はあると思うのですが、それでも、一歩踏み出して参加してみなければ、何も始まることはないのだなと改めて思いました。
このことは、着付け教室にも同じことが言えるのではないかなと。
紀久屋の着付け教室には、もちろん着物がお好きな方、以前から興味のあった方も多くいらっしゃいますが、何か趣味を見つけたくてと来られて、今なお続けられている方もたくさんいらっしゃいます。
少しでも気になれば、いや、気にならなくとも!“何かはじめてみたいな”、“趣味を見つけたいな”と思われたら、一度紀久屋の無料着付け教室に参加されませんか?
何がいいのかと申しますと、何より「無料」ということ。
最初の参加から、何回参加されても、ずーっとお金をいただくことはございません。
お金がかからないからこそ、より気軽に第一歩を踏み出していただきやすいのではないかなと思います。
まず参加されてみて、合わないなと思えばそれまでですが、それも“気づき”の一つ。
これは違ったなと思ってまた新しいものに挑戦していただいたらいいですし、もしかしたらその逆で、着付け教室に参加して「あっ、これいいかも…」と、それが一生の趣味になるかもしれません。
可能性は無限大。
はじめの一歩のとっかかりとして、是非とも紀久屋の着付け教室にご参加ください!
ご参加を心よりお待ちしております。
秋から「着物」をはじめよう!紀久屋(きくや)の無料着付け教室詳細は、コチラ。
体験レッスンや参加のお申し込みは、コチラ。
お電話からの申し込み・お問い合わせは…
固定電話の方 0120-5298-58
携帯電話の方 岡山店:086-232-7766
倉敷店:086-422-2100
津山店:0868-32-5298
四万十店:0880-31-2150 まで。
あなた様の、より豊かな人生を願って…。
皆様はお月見されましたか?
私は今年も岡山後楽園の名月鑑賞会に行ってまいりました。
後楽園でのお月見は、毎年、普段立ち入り禁止の芝生が開放され、レジャーシートを広げてお弁当やお団子などをいただきながら、皆さん思い思いに楽しまれています。
今年は金曜の夜ということもあり、小さいお子様連れの方もたくさん。
なかにはレジャーシートの端にススキとお団子をお供えされて、大人数で楽しまれているグループも。
ススキを飾ってお月見されている様子に趣深さを感じ、とてもいいなと。
また、この日はお茶会も行われており、着物で来られている方も大勢いらっしゃいました。
昨日は午前中お天気が優れず月が見えるか心配だったのですが、午後からはお天気も持ち直し夕焼けが見えるほどに。
ただ、日が沈んでからは雲が多くなかなかお月様は顔を出してくれませんでした。
日が沈んでから1時間程経った頃…やっと雲の切れ間から優しく眩しい光がのぞき、お月様がお目見え。
後楽園内にいらっしゃった方々から思わず、「おぉ〜!!」という歓喜の声と拍手が。
皆さん同じ気持ちで月を待っていて、月とともにその時間を共有できたような気がして、私はなんだかとても嬉しい気持ちになりました。
日本人が昔から大切にしてきた行事を今もなお大切にしながら、それぞれで楽しんでいるのは素敵なことだなと、改めて思います。
そんな後楽園の名月鑑賞会では、今年も芝からほど近い延養亭(えんようてい)で、お月見に合わせて箏曲や尺八による演奏も行われ、お月見されてる皆さんを心地よい気持ちにさせてくれます。
その和楽器演奏なのですが、先日、ちょっとした偶然があったので少しお話しさせてくださいね。
中秋の名月の前日夕方、紀久屋岡山店にてお着物の洗いをだされていたお客様が洗いあがったお着物を取りに来られました。
お着物の確認をしていただく際に「お着物はよくお召しになるのですか?」とご質問したところ、「いえ、そんなに頻繁ではないのですけどね…」と。
「何かされていらっしゃるのですか?」とお伺いしたら「ちょっと尺八をしておりまして、明日後楽園で演奏するので今日着物を取りに来たのです」と。
…なんて素敵なんでしょう!
私はお月見が好きで、毎年後楽園の名月鑑賞会に行っていたため、なんという偶然!と嬉しくなりました。
しかも、去年素敵な和楽器の音色に思わず動画を撮っていたほどだったので、あまりの嬉しさに、そのお客様といろいろお話しさせていただきました。
その方が尺八を始められたきっかけや経緯をお伺いしたのですが、特に尺八がしたい!というわけではなかったそうで…
20年ほど前、何か自分の趣味を見つけたいなと思われて、地域の新聞に載っているカルチャー教室欄から、仕事終わりに行けそうだったのが尺八だったそう。
実際に教室に参加してみたら、教えてくださる先生が素敵で“また来たらいい”と言ってもらい、そこから20年…今はその先生はお亡くなりになられたそうですが、その方はその後もずっと続けられています。
その方曰く、「こういうことは一歩踏み出すかどうかなんだと思うのです」と。
「何か始めたいと思っても、20年前のその時一歩踏み出して参加していなければ、きっと全然違う人生になっていたと思うのです。」とお話ししてくださいました。
…20年を経て改めてそう思われるということは、本当に実感され、そして伝えてくださっている大切な言葉だなと感じました。
ためになるお話を伺えて、貴重な時間でしたし、純粋にお話させていただけて楽しかったです。
お話ししてくださったそのお客様には改めて感謝申し上げます。
“何か始めたい”の“何か”というところから“尺八”にたどり着いたのは、尺八の性質や和楽器の音楽性、または恩師との出会いなど、その方と何かしらの縁や相性があったかもしれません。
20年も続けられていらっしゃるのですから、きっと何か要因はあると思うのですが、それでも、一歩踏み出して参加してみなければ、何も始まることはないのだなと改めて思いました。
このことは、着付け教室にも同じことが言えるのではないかなと。
紀久屋の着付け教室には、もちろん着物がお好きな方、以前から興味のあった方も多くいらっしゃいますが、何か趣味を見つけたくてと来られて、今なお続けられている方もたくさんいらっしゃいます。
少しでも気になれば、いや、気にならなくとも!“何かはじめてみたいな”、“趣味を見つけたいな”と思われたら、一度紀久屋の無料着付け教室に参加されませんか?
何がいいのかと申しますと、何より「無料」ということ。
最初の参加から、何回参加されても、ずーっとお金をいただくことはございません。
お金がかからないからこそ、より気軽に第一歩を踏み出していただきやすいのではないかなと思います。
まず参加されてみて、合わないなと思えばそれまでですが、それも“気づき”の一つ。
これは違ったなと思ってまた新しいものに挑戦していただいたらいいですし、もしかしたらその逆で、着付け教室に参加して「あっ、これいいかも…」と、それが一生の趣味になるかもしれません。
可能性は無限大。
はじめの一歩のとっかかりとして、是非とも紀久屋の着付け教室にご参加ください!
ご参加を心よりお待ちしております。
秋から「着物」をはじめよう!紀久屋(きくや)の無料着付け教室詳細は、コチラ。
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津山店:0868-32-5298
四万十店:0880-31-2150 まで。
あなた様の、より豊かな人生を願って…。