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無料きもの着付教室|岡山・倉敷・津山・四万十市・高知の着物専門店、紀久屋

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紀久屋スタッフブログ

「桜」に込められた想い
2019年03月22日
もう桜が咲きはじめているところもあるようで…
本当に雨が降るたびに春になっていくというか、暖かくなっていますね。
街でもコートは薄手、日中は羽織を手に持っている人も見かけるようになりました。

そろそろお花見シーズンが近づいているわけですが、お花見は日本人にとって欠かせない行事の一つ。
皆さん、今年はどこに見に行かれますか?

岡山の2019年開花予想日は3月25日、満開予想日は4月1〜3日。
四万十や高知方面は、もう今日開花しており、10日ほどで満開になる見込みだとか。
そろそろお花見の計画を立てている方も多いのではないでしょうか。

今回は、少しでも参考になればと、とても個人的ではありますが、去年私が訪れたお花見スポットを画像とともにご紹介します。


岡山のお花見といえばここ、王道の「岡山さくらカーニバル」!
IMG_5677.JPG2019年3月29日(金)~4月7日(日)
場所:岡山市中区国富 旭川東岸河川敷(蓬莱橋付近から相生橋までの約1.3km)
毎年欠かさず行っているという方も多いと思いますが、
この期間中は21時頃までライトアップもおこなっていますし、出店もたくさんなのでお昼頃から夜まで、本当にお祭りのように賑わっています。
IMG_5667.JPG夜は川に映るライトアップなども幻想的です。
周辺に駐車場がないので、電車やバスの利用をオススメします。


そこはまさに花園!おとぎ話の世界のような「半田山植物園」!
IMG_5683.JPG2019年3月30日(土)~4月8日(月)
9:00~21:00(入園は20:00まで)
場所:岡山市北区法界院3-1
去年やっとお花見に行けた半田山植物園は、大人308円/小人124円と入園料が必要ですが、
お弁当を持ち込んでピクニック気分でお花見ができますし、この期間中は「桜まつり」としてライトアップもされています。
IMG_5686.JPGなにより私が感動したのは、地面から咲く草花と、木から咲いている桜のコンビネーション。
IMG_5679.JPGまさに360度お花に囲まれているような空間は、まるで絵本の中のよう。
自分がどこにいるのかも忘れてしまうほど美しい光景でした。
駐車場は半田山植物園ところが1日300円で停められますし、岡山駅からバスで15分の「水源地」まで行けば徒歩5分。
意外とどなたでも訪れやすいところにあります。


桜だけではない!広い公園でめいいっぱい自然を楽しめる「みやま公園」!
IMG_5751.JPG2019年4月1日(月)~14日(日) ※桜の開花状況で変更あり
ライトアップ時間 18:30~21:00(北進入路及びミミちゃん広場)
場所:玉野市田井2丁目4490
お子様のレジャースポットとしても人気のみやま公園。
文字通り山に囲われ自然いっぱいなので、四季折々の植物が楽しめるわけですが、実は桜も有名です。
IMG_5746.JPG桜の開花状況にもよるそうですが、夜はライトアップも行われますし、
IMG_5733.JPG園内をゆったりとお散歩しながらコブシやツツジなど、季節を感じる草花に出会えるのも魅力。
IMG_5736.JPGのんびりリフレッシュしたい休日にはもってこいかもしれませんね。
駐車場はたくさんの台数とめられ無料ですし、岡山駅から50分ほどかけてバスで行くこともできます。

岡山の近場の桜スポットばかりのご紹介になってしまいましたがいかがでしたか?
雑誌やネットだけではわからない部分もあるかもしれません。
皆さんも是非、自分だけのお気に入りスポットを見つけてみてくださいね。


さて、たくさんのお花がある中で、“お花見”といえば「桜」を思い浮かべる私たちですが、どうしてそんなに桜に惹かれるのでしょう。
改めて考えてみると、着物でも桜の模様が描かれているものは多く、しかも桜柄のものは年中着ても良いとされています。
それくらい私たち日本人に根付いている「桜」ですが、ただ淡く儚いその姿に惹かれる…本当にそれだけなのでしょうか?
少し気になった時に、こんなお話を耳にしました。

“「桜」の模様には、“魔除け”や“厄除け”の意味が込められている”

桜の咲いている場所といえば、皆さんはどこを思い浮かべますか?
学校、川沿い、神社仏閣、高台など…皆さんがお花見に行くのは、こういうところが多いのではないでしょうか。
先ほど紹介した「岡山さくらカーニバル」も川沿いですよね。
川沿いのお花見スポットはたくさんあるように思いますが、ずっとまっすぐ続く川というよりはカーブがあるようなところ。
そういうところに桜が多いのには理由があります。

桜が植えられているところは、昔地盤が悪く水害にあったところが多かったそうで、
桜の木を植え、お花見で人を集めることでたくさんの人にその土地を歩いてもらい、それで地盤を踏み固めたと言われています。
つまり、災害を防ぐために植えられたということ。
そして、学校や高台に植えてある桜に関しては、そこが避難場所だという目印になったりと、「桜」は言い換えれば“命を守るお花”のシンボル的存在。

災害を防ぐという役割、避難場所としての目印…だからこそ、桜には“魔除け”や“厄除け”の意味が込められているのではないでしょうか。

桜のその淡く儚い感じが日本人を惹きつけつことには変わりないのですが、それだけではなく、
私たちの心の奥、もしかしたら遺伝子レベルで昔の人たちのそういう想いを受け継いでいるのかもしれません。

このお話は、文献などで残っているわけではなく、言い伝えられてきたもの。
他の説もあるかもしれませんが、桜がこれだけ愛されているのは、昔の人の知恵や想いが詰まっていることに変わりないと思います。

そして、そんな「桜」が描かれている着物には、装う人の命を守りたいという願いも込められているのではないでしょうか。

このお話を聞いて、見た目だけではない、日本人の桜へのいろいろな想いを感じ、
今年のお花見はまた違った見方ができそうです。