「同じような色なのに、なぜかこちらの着物が素敵に見える」
そんな違いを生み出しているのが、職人の細かな手仕事です。
今回のブログでは、新潟県十日町市の老舗メーカー「青柳」を取り上げています。
中でも注目したいのが、竹の櫛を使って経糸に変化を加える、青柳独自の特許技法「櫛引織り」。
能衣裳「水衣」を原点とするこの技法では、糸をあえて動かすことで、波のような表情や繊細な透け感が生まれます。
さらに、桶を使って染め分ける「桶絞り」や、その美しい染めを支える「桶詰め」についてもご紹介。
着物を「色や柄」だけでなく、「どんな技で作られているのか」という視点から見ると、今までとは違った魅力が見えてきます。
櫛引織りの細かな糸の動きや、光によって変わる生地の表情は、写真だけではなかなか伝わりません。
現在紀久屋各店で順次開催中の、紀久屋創業50周年記念・創業祭では、青柳「蔵家 創柳庵」の着物を実際にご覧いただけます。