紀久屋スタッフブログ
2024年12月21日
着物を着る際に欠かせない帯結び。
着物の帯結びには一重太鼓(いちじゅうだいこ)と
二重太鼓(にじゅうだいこ)の二種類があります。
それぞれに特徴や用途があり、着物を着る場面に応じて使い分けがされています。
では、このふたつは何が違うのでしょうか。
今回は帯結びの違いについて解説していきます。
まず、こちらが全体の違いになります。
次から詳しく掘り下げていきます。
形の違い
使う場面
使う帯と、結び方の違い
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形の違い
ぱっと見では形が同じように見えるのですが、
近くで見るとその違いがわかります。
ちなみに、帯結びをした時の膨らんでいる部分を
「お太鼓(おたいこ)」と言います。
一重太鼓の場合お太鼓の部分が一枚だけになっている
二重太鼓の場合お太鼓の部分が二枚(二重)になっている
名前の通りなのですが、この違いには
深い意味があるのです。
↓ちなみにこちらは二重になっているので二重太鼓結びです。
使う場面
一重太鼓はカジュアル、
二重太鼓は式典などフォーマルな場になります。
一重太鼓カジュアルな場所・場面
カフェやランチなど日常のお出かけの時の結び方です。
ぶらりおでかけ日和でもされている方が多いですね。
一重太鼓には「不幸が重なりませんように」
という意味が込められているため、
お葬式の喪服を着る時には一重太鼓結びをします。
二重太鼓フォーマルな場所・場面
結婚式や入学式、卒業式など格式高い式典や
特別なイベント事ではこちらの結び方をします。
二重太鼓は「幸せなことが重なりますように」という
願いが込められています。
↓色無地に袋帯を合わせたコーディネートです。
使う帯と、結び方の違い
一重太鼓・・・名古屋帯
二重太鼓・・・袋帯
お太鼓部分を二重にするため、
長さがある袋帯を使用します。
格式高い場所に出席する場合は、
金・銀糸が入っている袋帯を選びましょう。
反対にちょっとしたお出かけには
あまりキラキラとしていない名古屋帯を選びます。
着方を練習する際には、
まず二重太鼓から始めるのがおすすめです。
私も二重太鼓から練習を始めました。
二重太鼓を結べるようになれば、
一重太鼓は途中の工程を減らすだけなのです。
初めて一重太鼓を教えてもらった時は、
「え、これだけで結べるの?」と驚いたほど。笑
手順を覚えれば誰でも楽に結べるようになりますよ♬
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ちなみに私スタッフも通っていました。笑
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まとめ
以上が二重太鼓と一重太鼓の違いでした。
着物はTPOがしっかりと決められているので、
着ていく場面によって使い分けてくださいね。
名古屋帯で軽やかに一重太鼓結びを楽しむ日常、
袋帯で豪華に二重太鼓を結ぶ特別な日。
どちらも素敵な日になること間違いなしです。
練習するならまずは二重太鼓から
挑戦してみてくださいね!
着付け教室で学びながら帯結びの楽しさやコツを身につけ、
より豊かな着物ライフを楽しみましょう(^_^)
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました❤︎
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